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2011年12月 Archive
- 2011年12月31日
反復
社会が採用する効果的な学習方法は反復だ。
反復は脳を萎縮させる。
「除染」と「絆」は
これから40年間も反復される
もっとも退屈な概念だ。
それらが真の解決方法ではないことを
脳が気づいているからだろう。
- 2011年12月31日
超低周波
大地震よりも津波は
目に見える最大級の低周波である。
目に見えない電子レンジの高周波のように
人間は超低周波もコントロールしたがっている。
原発の核爆発を誘発できる超低周波による
核兵器以上の環境破壊力は
証明済みである。
- 2011年12月29日
波(Wave)
波には階層(ヒエラルキー)がある。
たとえば、紫外線と遠赤外線
そしてα線、β線、γ線など。
テクノロジーによって
これらの不可視の波を使い分けてきた
権力構造にも階層(ヒエラルキー)がある。
その権力側のディフェンスは
自然の波によって瞬時に破壊されたのである。
自然の階層は物理的に存在する。
- 2011年12月28日
科学的確率
格納容器からメルトダウン、またはメルトスルーするような
放射性物質を閉じ込められない事故が発生する可能性の試算が、
10万年に1回だとしていたテクノロジーの絶対条件は、
それが半世紀間に3回もすでに発生することで
科学的に完全に破壊された。
(このテクノロジーでは、
日本の1カ所の原発でほぼ同時に4基が爆発した場合は、
「1回」としてカウントすることになっている。)
- 2011年12月27日
事物
物理学は
どんな事物(things)も発見してこなかった。
有限な元素は相互変換された段階であり
相互変換する関係数のみが加速度的に増加している。
名詞の機能は仮想的すぎる。
- 2011年12月26日
富の定義
真の富とは
エネルギーの節約ではなく
エネルギーの利用方法と
その目的を知ることにちがいない。
例えば
15才未満の子どもの死亡率は
医療設備の改善ではなく
電気エネルギーの消費量の増大によって軽減できる。
富はメタフィジックスに属する。
- 2011年12月25日
レイマン(Layman)
最も生産的で、最も楽しく、
最も自由人に適した方法は
学校では教えない。
レイマンのみがそれを発見し、
もっとも魅力的な仕事を
個人でも遂行できるから。
- 2011年12月22日
価核破壊
東電の仕掛けたエネルギー独占のための価核革命は、
セシウムとプルトニウムが去ってしまうまで
気づかれないことを前提にしている。
他者に対する配慮などは存在しないことに
気づかれないために
グランチは議会制民主主義を発明したが、
加速する被曝に関する国家の情報統制は
価核破壊の兆しを意味している。
- 2011年12月20日
テクノロジー
被曝の補償は
値上げされる電気料金から支払われる。
なぜなら
「コストが1兆円上がると、1キロワットあたりの電気量は0.1円上がる」から。
電気エネルギーは労働を軽減すると同時に
搾取に使われてきたのはなぜだろうか。
宇宙の諸原理を人間の生存に利用できる
テクノロジーが
ほとんど独占されてきからではない。
まだ完全に発見されていないのである。
- 2011年12月19日
遠隔的に
髭が哲学者をつくらないように
被曝が科学者を育てないならば
静かな絶望の生活を送るほうが
まだ哲学的である。
確実なものを失って
まだ残ることだけで
互いに結ばれるだろう。
電子と陽子のように
遠隔的に、
かつ不連続的に
かつ不確実的に。
- 2011年12月18日
(続)柔軟性
テンセグリティ・システムの強度や剛性は
そのシステムを構成するモジュールの強度からは
決して予測できない。
なぜなら、このシステムを通過するエネルギーが
システム自体をより統合するように
自己組織化するからである。
- 2011年12月17日
記号テクノロジー
農薬を散布して毒をまき散らす行為を
これまで農民が「消毒」と呼んできたように、
国家は放射性物質を単に移動させる行為を
「除染」と言っている。
権力テクノロジーが
つねに言語に介入するのは、
記号テクノロジーを制御しないかぎり
1日たりとも権力システムが
自らを維持できないからだろう。
そして
昨日、国家は「冷温停止」を
非科学的な概念で再定義したのである。
(メルトスルーした核物質の温度を測るセンサーは
福島原発には存在していない)
法衣をまとった記号テクノロジーによって
権力構造の黄昏はいまやより加速している。
- 2011年12月16日
柔軟性
3.11以後の社会の硬直した言語は
もっと大きな挫屈の兆しかもしれない。
テンセグリティが
柔軟な強度をもったその構造システムを
けっして挫屈しないで維持できるのは
張力材が伸縮しているからではない。
部分と全体との相互関係を
連続的な張力ネットワークによって
つねに動力学的に変位(=外力分散)させているからだ。
しかし、このネットワークを構成する張力材の伸度が
小さければ小さいほど
この機能は全体の構造をより組織化できることは
ほとんど知られていない。
- 2011年12月14日
理想的
原理へ接近するために理想が作られるとしたら
理想の半減期もまた短い。
これは原理とデザインの関係に似ているだろう。
人間のデザインが陳腐化されやすいのは
新たな理想的な物質が生成されるからだ。
理想は原理の手前で
陳腐化されるために生まれる。
- 2011年12月13日
日本版グランチ
原子力委員会は一貫して嘘つきである。
東電は一貫して狡い。
それは貴重な記号テクノロジーである。
システムを暴露されないように
かなり頭脳的で機敏でなければできないはずだから。
そしてなによりも
経済産業所や内閣府の内部に
多数の熱心な協力者(またはユーザ)がいないとできないことだから。
- 2011年12月11日
皆既月食(total eclipse)
天体が他の天体を覆い隠すことは
食(eclipse)である。
この概念は地動説がなければ
生まれなかった概念である。
太陽は地球によって毎日2回食されているならば、
夜とは周期的失墜である。
夜と昼のような周期性はないが
21世紀の皆既月食が85回もあることが分かるのは
天文学のお陰である。
つまり
観察者は地球外に置かれている
- 2011年12月10日
ユーティリティ
昼となく夜となく被曝し続けるのは
ユーティリティへの攻撃が
始まったからである。
時代は、
戦時における民間人への大量殺戮から
細胞という生命が形成した
ユーティリティの最小構成単位への
無差別攻撃のそれへと変換した。
われわれの無関心はついに
長期的な平時における
最大限の大量殺戮のプロセスを
受容するに至ったのである。
- 2011年12月 6日
被曝戦争
放射線の規制値を高くした結果として
政治的腐敗、
法律への尊厳の喪失から始まる暴力、
そして知的労働者の他国への移住や
海域汚染による国際的な損害賠償などが
短時間に発生するだろう。
これらの代償は
すべて消費税の対象になるにちがいない。
消費税は歴史的には
軍費調達のために始められたからだ。
- 2011年12月 5日
(続)簡単なこと
知られたくない情報と事実を
なんでも隠蔽していくと
はっきりした表面は存在しなくなる。
すべての外部と内部が
互いに溶解するから。
メルトスルーした燃料棒が
圧力容器の外部でコンクリートと共に
不定形な一つの塊になるように。
- 2011年12月 3日
アブノック思考
原発の核爆発で放出されたすべての放射線、
つまり「波長が短い電磁波」
または「高速で動く粒子」から発生するエネルギーが、
"自然界の物理現象であり企業が所有するものでない以上、
放射性物質を回収する義務はない"
という東電のロジックに破綻がないとすれば、
正確には、日本中の送電線を流れる電気エネルギーは
国家や企業ではなく宇宙に属していることになるはずだ。
なぜなら、
「電気」とは電荷の移動や相互作用によって発生する
さまざまな物理現象の「総称」だからである。
電気が、彼らが主張するように、
紛れもない「自然界の物理現象」である以上、
電力会社は「電荷」という素粒子が持つ性質までは
けっして創れない。
- 2011年12月 1日
沈黙
専門家の沈黙は、
洗脳の始まりだけを明らかにしたのではなかった。
真理を探究するはずの
科学者の葛藤なき沈黙こそは、
科学テクノロジーよりも
権力テクノロジーの優位をも証明している。