暗黒時代のコスモロジー

国際宇宙ステーションに滞在中の野口聡一氏らスペースシャトル・ディスカバリーの乗組員が8月2日早朝(日本時間同日夜)、宇宙で地上からの質問に答える記者会見に臨んだ際に、彼は「無重力の生活に慣れて、地上の生活に戻れるか心配」と話し、2度の船外活動を振り返って「足下には筆舌しがたいほど美しい地球があり、頭上には漆黒の宇宙」という無視できない重要なメタフィジクスを述べた。NASAの厳しい訓練においても、この種の「暗黒時代のコスモロジー」、つまり無重力空間においてさえ「地球は下、宇宙は上」という方位に関する非科学的ビジョンは、宇宙体験として丁重に温存される。あるいはブッシュを支持する宗教的宇宙観が意図的に再現されている。

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暗黒時代のコスモロジー」への1件のフィードバック

  1. hii

    全世界に同時中継されているディスカバリーからの鮮明な地球の映像は確かにこの上なく美しい。しかし、もし私たちが地球を「外から見る」ことでしかもう美しいと思う事ができないのだとしたら、それはどこか種としての欠落が始まっているように感じられる。

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