月別アーカイブ: 2005年8月

民営化

民営化によって権力構造が独占していく法律家資本主義は、
舞台裏からこの廃れた西部劇を観戦している。
個人の預貯金もバイオスフィアの預貯金(主に地下埋蔵資源エネルギー)も
すべて合法的に搾取される歴史には例外がない。
民営化という手法は歴史的にメイドインUSAである。
正確には第二次世界大戦後のアイゼンハワー大統領の時代に生み出された。

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西部劇

政治的経済的な政策にまつわるネガティブとポジティブな対比は
どちらかが刺殺される権力構造の再現に集中し、
敵か味方かという大衆向けのいつもの字幕スーパー入の西部劇に翻訳される。

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宇宙という冠詞

宇宙はすべてを拡散させる言葉になっている。だから、宇宙をつければすっきりする人たちは宇宙バカと揶揄されてきた。宇宙という冠詞には思考の弱点が集約される傾向がある。
宇宙物理学、宇宙生物学、宇宙開発、宇宙空間、宇宙計画、宇宙船、宇宙食、宇宙パイロット・・・・・
唯一、宇宙エコロジーを除いて。エコロジーはもっとも身近な自然=再生的宇宙であるという前提が拡散した宇宙を思考に引き戻す。原子から宇宙までを引き戻す。

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エコロジーと非電化

太陽によって大地が暖められる。その温度差が空気中に霧を発生させる。気化する時には周囲からの熱を奪う気化冷却が同時に発生する。そのとき、人体表面も通常はプラス帯電しているので、マイナスイオンの霧で、プラス帯電した人体とマイナスイオンは互いに引き合う。こうして高原の霧は、避暑の条件を満足させてきた。

霧の帯電して浮遊する現象は、重要なバイオスフィアの電気的な作用である。(個人的には有機的である。霧と雷が発生する蕎麦畑から、秋には蕎麦のなかでも極上の恵みとなる。蕎麦の実は4面体である。)これらの現象の源は太陽である。太陽がエネルギーを放射し続けているかぎり、山脈の気象には決まったパターンがある。このパターンから、衛星情報よりも局所的情報はより正確に予測できる。バイオスフィアは、「非電化」とは言い難いほど、大規模に電化された、しかし送電線、または端末機や電源コードのない有機体である。バイオスフィアは、電磁気学的相互作用の集積である。この非工業製品に関する太陽系システムによる保証期限中に限り、すべての部品の交換サービスは無償で受けられる。かけがえのないエコロジーではなく、無限にかけかえられているエコロジーこそが再生的宇宙の惑星地球バージョンである。

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