クリティカル・パス

マイクロソフト社のMicrosoft Office Project 2003によるクリティカル パスの定義は、「プロジェクトを計算された終了日に完了するために、スケジュールどおりに完了する必要のある一連のタスクのこと (タスクは通常複数ですが、1 つの場合もある)。つまり、クリティカル パスの最後のタスクが完了すると、そのプロジェクトは終了する。プロジェクトのクリティカル パスや、クリティカル タスクに割り当てられたリソースを認識および管理することにより、どのタスクがプロジェクトの終了日に影響を与える可能性があるか、あるいはプロジェクトが予定どおりに終了するかどうかを見極めることができる。(中略) プロジェクト計画には、常に 1 つのクリティカル パスが存在する。」
http://office.microsoft.com/ja-jp/assistance/CH010686011041.aspx 

これらは1950年代の冷戦構造時に作られたコングロマリット(軍産複合体)の兵站学的方法論である。
コングロマリットの一連のタスクの間には、タスクの依存関係が定義される。
プロジェクトによっては、このような依存関係が設定されたタスクのネットワークが無数に存在する。
スペースシャトルや戦闘機の翼だけを製作する日本の航空機産業も一連のタスクの一つにすぎない。
最後に終了するタスクを含むネットワークがクリティカル パスになる。
クリティカル パスの一連のタスクの展開を厳密に管理したのは、CIAという<見えない軍隊>であった。
この場合の最後のタスクとは冷戦構造の終焉である。    Y.K

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