森と都市の戦い

私は都市ではなく、森に住んでいる。
ところで、人口密度よりも熊の方が多いこの村で熊に襲われた人はいない。
熊が森を生成しているかぎり、熊はほとんど人間を見る必要がない。

人間が村で熊を見ることは、熊の最後の戦いを意味している。
昨年年度だけで二百数十頭(広島県のみ、日本全体では少なくとも数千頭)の熊の虐殺は、
森と都市の最後の戦いである。
熊を虐殺するかぎり、
「都市と農村の共生」などはあり得ない。  Y.K

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