ハイブリッドの燃費

中国の自動車会社が、日本製のハイブリッド車を輸入し、すべての部品をコピーして、ハイブリッド車を再構成しても、 燃費は15%程度しか改善できなかったのは、
飛躍的な燃費向上のノウハウがハードではなくソフトに依存していたからだ。
実際、ハイブリッド車の開発費の過半数は、コンピュータソフトの開発費である。

朝6時に出発して、雨天の中を9時間かけてはじめて1日で約900キロを移動した。
時速130キロ走行を維持しなければ、この距離は移動できない。 休憩や給油で平均時速はすぐに100キロ以下になる。 スタッドレスタイヤを装着したハイブリッド車の高速走行で平均燃費20キロは驚きだ。
平均燃費を17キロ以下にするには、かなり無駄な加速を強いられる。
平均燃費20キロは、常時瞬間燃費などを注意深くモニタリングしながらの高速走行であり、この方法を意図的に排除したアクセルの一定の踏みっぱなしの平均燃費は、約10%以上も低下する。アクセルの踏みっぱなしよりも断続的な加速と慣性力で、モーターを頻繁に駆動させ、発電させながら運動エネルギーをコントロールするといったこれまでにない運転方法によって、高速での燃費向上させるプログラムはまだこのハイブリッド車にはインストールされていないことに気づいた。 コンピュータエイドドライビングのボタンが一つ欲しいものだ。
ハイブリッド車のラッシュアワーの低速走行時の燃費が格段に良いのは、こうした運転方法が別の理由で結果的に強制されるからである。  Y.K

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