限界集落

限界集落という概念が90年代に作られている。
跡継ぎの確保が困難で、農村共同体の機能を次世代に受け継ぐことが
困難になった状態を意味するらしい。

ならば、地球村の63億もの人口過剰な状態は、
跡継ぎが多すぎる場合の巨大な限界集落である。

限界集落の定義は、もう一つの現実を何も説明しない。
水のない川に橋をかけると公約する村の政治家のような虚しい社会学言語だ。

それゆえに、合併後も人口5万人以下の農村部の政治家と
その地域を担当するメディアがもっとも好む言葉の一つになっている。  Y.K

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