個人的な願望

自由主義経済圏は、私企業の経済圏の言い換えである。
繰り返される広告によって、個人的な願望は、
個々の頭蓋に守られ、個別の柔らかい皮膚でくるまれた有機体による
無限の選択肢の上に置かれているという
錯覚をつくりだしてきた。

その有機体の消費を加速させても、
惑星の再生的な経済成長はできなかった。
この惑星を錯覚の手段にする歴史は
遅かれ早かれ閉じられるだろう。
カオスには物理的、超物理的な決断期がある。

しかし、それに気づいた人は幸運にも知性的であったが、
不運なのは気づくのが遅すぎたという
圧倒的な反カオスをどう打ち消せるのかである。
決断するための実験に基づいた証明を必要とする。       Y.K

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