純粋培養

甘酒は麹から簡単に作れる。
最近の温度計付きのシャトルシェフは省エネの発酵装置となる。

お粥に含まれるデンプン、タンパク質、脂肪などを
麹カビが分泌した酵素によって
短時間に低分子化した結果、
甘酒にはすべての必須アミノ酸、そして大量のブドウ糖、
ビタミンB1 、ビタミンB2、ビタミンB6、
パントテン酸(善玉コレステロールを増やす働きがある)
などが含まれることになる。

玄米から作る場合は、玄米の繊維が多少残るが、
噛んで飲む甘酒は実に美味しい(無農薬玄米の場合だけである)。

これらの成分は、驚くほどの即効性あるので
飲む医療点滴に等しい。

もうじき、麹の季節は終わろうとしている。
そろそろ麹自体を純粋培養する装置を作らなければならない。
麹は甘酒作りのなかでもっとも高価な道具だからだ。 Y.K

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