月別アーカイブ: 2008年2月

学習

学ぶとはつねに自分と
既に知っていることを関連づけることである。
少なくとも私のPCのハードディスクは
検索されるための関連づけを怠らない。

学校はますます時代遅れである。Y.K

衛星インターネット

都市には重要な機能がある。
光ファイバーは都市の情報の加速と備蓄に利用されてきた。

地上の光ファイバーは
所詮、上下水道のような地表や地中を這う管である。
われわれはこの10年間、
意図的に通信テクノロジーを遅延させられてきた。
膨大なネット料金が無駄に徴収されたきた。

衛星インターネットによる無管こそは、
閉じた球状世界の住民のための
情報の加速と備蓄の無料化の第一歩である。 Y.K

経験と実験

あらゆる教育は自己教育的である。
経験 (experiences)によってのみ、理解できるにちがいない。

あらゆる科学は自己実験的である。
実験(experiments)によってのみ、理解できるにちがいない。

個人の絶えざる試みがなければ、
教育も科学も存在しない。 Y.K

機能

科学者は宇宙を識るために、宇宙に出かける。

私が宇宙の一つの機能かどうかを識りたいならば、
自分を観察することから始めなくてもよい。
まして、宇宙に出かける必要もない。

私は環境や自分自身ではなく、宇宙に属しているからだ。
これはエコロジーではない。

もっとも原初的なメタフィジクスだ。  Y.K

直観

地球上の生命の偉大な再生システムを
傷つけ涸渇させる
あらゆるエントロピー的現実を
瞬時に理解する直観に、うぬぼれたエコロジー的知識は不要だ。

ただし、この直観は直感ではない。  Y.K

複雑なままに

システムのふるまいを予測することが不可能なこの宇宙に、
私を待っている出来事は一度も起こらない。

これが、「複雑な現象を複雑なまま理解しようとする試み」の
統計的結果である。    Y.K

桃源郷

資本主義は何度もバージョンアップされてきた。
ほとんど何のリスクも負わない
史上初のシステムとして完成が間近だ。

そのシステム開発のコストは、
地球資源と地球システムの破綻と引き替えを前提にしていたが、
この最新システムのお陰でその前提が発覚しても
ちっとも動じていないようだ。

人間以外の存在が
何のリスクも負わないことは資本主義の桃源郷だ。
そこではあらゆる正義のための戦争が無料で観戦できる。  Y.K

完全性(integrity)

原子核を構成する核子の一部分は
結合エネルギーに変換される。

部分を全体と結合させ続けるには
完全性(integrity)が要求される。

物質が存在するように、
われわれが宇宙で存在するには、
誠実さ(integrity)が要求される。       Y.K

住居

住居(シェルター)にもっとも重要な生存のための
基本条件を求めていくと
体積、重量、コスト、耐久性が物理的に考慮される。
しかし、まだこれらの科学的な視点は受け入れられていない。

だから住宅産業は食品産業以上に表示偽装のテクノロジーとなる。 Y.K