玄米玄想

玄米だけを食べ始めるとだれでも3日以内に体に劇的な変化が起こる。
3日間断食すれば、さらに長年蓄積された化学物質が
宿便とともに大量に排出される。
この急激な変化によって、だれでも玄米が合わないからと感じてしまう。
けっして自分の体に原因があるとは思わない。
自分を内部からも外部から見ることは不可能だが、
食料自給率から私の体の半分以上はすでに外国産である。
思考法を変えたければ、読書や音楽、ファッションや部屋のレイアウト以上に
食を変えるのがもっとも効果的だ。
つまり、玄米を食べない習慣は生活を無意識によりフィジカルにしていたのである。
パンとミルクとチーズと肉があれば、
気分が安定する日本人はかつての富裕層に多かった。
食を通して日々の習慣が標準化されているにすぎない。
食は知の標準化のための規範となりやすい。
これはわれわれの弱点だ。
(給食とマクドナルドで簡単に子どもの思考を支配できる)
玄米は稀有な完全食である。(それ以外の食に依存しなくても健康を維持できる。)
しかも、短期間に幻想を解毒して、
自分を外部と内部から見る玄想で満たしてくれる。
玄とは万物の根源としての道(Critical Path)である。

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