百年に一回

自然は、
完全な真空や完全な球を拒むように
完全な平衡状態を退ける。
有限回の操作では決して、絶対零度には到達することができないように、
非平衡状態では、エネルギーのどん底など存在しないように
デザインされている。
しかし、金融資本主義は有限回の操作によって、
絶対的に見せかけた破綻に到達することができる。
百年に一回のこの人為的どん底には、非平衡状態の振動が存在しない。
なぜ百年に一回になったのか。
人間の平均寿命から
おきまりの大企業や銀行の借金の補填操作と
百年間におよぶその利子の返済期間が忘却できるからだ。