お金と富

金融危機が生産システムの崩壊をもたらすのではない。
生産設備の所有権強奪が危機をもたらしている。
そして、より多くの人々がこれまで以上に
お金のために生きていかざるを得なくなるだろう。
金融危機を起こすには、お金でお金を稼ぐ欲望を高めなければならない。
それは、自分たちのシナリオのために作られた複数の人生プランを提示し、
人々に選択させることによって遂行される。
たとえば、より多くのお金と保証(そして保障)を求めて、
両親は子どもの学校の成績を上げさせようとする。
成績の向上は、元金の損失のない暗黙のレバレッジ効果を生む手段であった。
しかし成績と真の理解の違いは、お金と富の違いほどある。
実際、膨大な不換紙幣を刷って真の富とを交換し、
それらを独占している連中が、
人々の永久的な奴隷化を計画しているのである。
そして、日銀の金庫には金(ゴールド)はまったく保管されていない。
この狡賢いシステムには、お金と富との違いを教育しない意図的なバグがある。