21世紀のどんな工場も移転可能である。
巨大タンカーやジャンボジェットの工場でさえ。
しかし、産業的設備の中で
もっとも排除が困難なハードウェアは
原子力発電所である。
なぜなら、
そのように設計したからである。
土地資本主義の
最後のエネルギーの砦として。
日別アーカイブ: 2011年5月5日
エネルギー料金メータ
エネルギー料金メータの検針こそは
もっともお金のかかる
19世紀的な個別訪問方式だ。
料金メータはまだインターネットに接続されていない。
瞬間毎の電気使用量の統計が把握できれば
計画停電のいかさまが実施できなくなるからだ。
(公益事業はそのデータを公開しなければならない。)
言い換えると、
時代遅れの料金メータがあるから、
原子力発電所が存在できるのである。
メタフィジックス
パイプと送電線、
そして料金メータを介した
少数の人間による狡猾で長期的な搾取から
人間を解放するノウハウは、
原子核エネルギーではなく
原子核構造に関連している。
少ないエネルギーで互いの核子を
非固体的に結合する方法こそ
もっとも信頼できるメタフィジックスだ。