続)全世界 について

個人が選ぶべき「全世界」は
本来、
同時的に
かつ非同時的に
異なった場所に複数存在する。
二大政党で決めるのは
ぜいぜい一つの場所で形成される
同時的な「全世界」だけ。
非同時的に異なった場所で
生成される無数のリアリティは
一つの同時的な「全世界」から削除され続けている。