放射について

学習の99%は
才能や能力によって与えられる光がなくとも
他人から借りた知識という光に依存する行為である。
自らの内部にはどんな光源もないことを前提にした自己教育は
その学習方法を競争させる以外の目的を排除するだろう。
その記憶された知識の正確さと量を競うのは
放射する無意味性そのものだ。
無意味性という被爆は
未来に続く昨日の思考の沈黙の拡大である。
学習すればするほど
社会道徳とその諸価値を全的に否定することがより困難になれば
そのような依存の終わりに
死という最大の放射が訪れる。