日別アーカイブ: 2014年6月1日

テンセグリティと操作主義

圧縮材を交差させて交差点を固定する構造を受け入れる時
圧縮力に依存した要求そのものが
構造の不安定さと構造の破壊を生むことに無関心である。
純粋な構造は、圧縮力を張力と分離する。
分離して統合する張力の機能を形成するために。
この場合の分離とは
文節化(articulate)なのである。
文節化という統合の意図がなければ
分離もできないのである。
つまり、圧縮材を不連続にすることによって
張力機能を形成する操作主義なくして
テンセグリティ構造は発見できなかったのである。