復興に多くの人々が関わりながら
それでいて被災者を孤独のままに置く
センチメンタルなこの方法を
心理学的に、経済的に、社会学的に、人類学的に
哲学的に、そして科学的に分析し批判しなければ
本当の幻想はやってこない。
現在への幻想は、
過去の欺瞞や未来の偽装からは
けっしてデザインできない。
絆という記号を作り出した映像作家や音楽家を
最初に分かりやすく批判するだけで終わってはいけない。
——–背後のプライムデザイナーという巨人を知らないで。