大地が震えていても

外部からのあらゆる瞬間に震えていたら
豊かな内部の感受性は維持できないだろう。
テンセグリティは
絶えず目に見えない振動によって
柔軟な強度を物質化している。
テンセグリティは
生物学でも物理学でも
天文学でも
建築学でもなかった。
まして、金属学ではないが
テンセグリティはもっとも有機的合金に近い。
たとえ、金属と炭素との化学結合を含む化合物から生成されなくとも。