回転と振動

テンセグリティは
テンセグリティの構成要素に拠って自律するものではない。
原子核が、核磁気共鳴から生まれる歳差運動と
互いにバネでつながれている
おもりの振動から生まれる格子振動によって
構造化されているように
テンセグリティは、
結合エネルギーによる
回転と振動で自律しているのである。
構造の分析の前提をことごとく破壊するテンセグリティは
原因と結果の閉じた論理的な循環から発見されなかった。