日別アーカイブ: 2015年7月19日

網膜を超えて

小さな要素の集合体として描く構造分析方法が
張力の統合作用を除外していても
誰も気にとめなかったのは
全体が部分の集合ではない存在を知識以上に見れないから
〈テンセグリティ〉という存在の明白さによって
すっかり盲目にされてしまったからかもしれない。
相補的であれ、補助的であれ、
張力の機能が熟考されないままに
人体も、細胞も、住宅も、
そして、太陽系も
意識の背後に残されてしまう。
網膜を超えて熟考する時に
真の構造はやってくる。