<現在>のモデリングは
先行する他者、または自己のモデル言語に対して
いかなる差異を導入できるものか、
または
誘導できる一つの差異を求めるのだ。
つまり、一つのシナジェティクスモデリングからでさえ
<現在>はまだ理解できない
断片的な情報が隠されていると考えていいだろう。
<現在>のモデリングは
先行する他者、または自己のモデル言語に対して
いかなる差異を導入できるものか、
または
誘導できる一つの差異を求めるのだ。
つまり、一つのシナジェティクスモデリングからでさえ
<現在>はまだ理解できない
断片的な情報が隠されていると考えていいだろう。
モデル言語は
観察者を観察する主体から引き剥がす作用を持っている。
観察者がもはや自己でなくなるか、
あるいは、自己の超越か、
さもなくば自己を消失させる機能を形成する。
それは
脱-主体化によって
あたかも原子核の消失のような
エントロピーが崩壊していく兆しなのだ。
つまり、<消失>は異なる領域での<出現>を意味する。
このところ週末は、偉大な生物物理学者と対話していた。
無機物と有機物との境界線がないばかりか
新たな元素変換の革命的プロセスの彼の発見から
宇宙エコロジー的認識と役割を学べたことに深く感謝し
原理に基づいたデザインサイエンスの統合的実践に
参加する幸福を深く感じた。
メタフィジックスには、神秘があっても秘密はない。
そして、<Cosmic Integrity>の存在を証明する
シナジェティクスは
目的化された神聖幾何学を
つねに陳腐化するコスモグラフィー的過程にある。
船舶と航空機は
浮力や揚力に変換する力学の発見によって
重力を利用してきたが
建築はつねに重力と闘ってきた。
テンセグリティ構造のみが
重力を張力と見なして
圧縮力に変換する力学を発見したのである。
つまり、それまで原理的な真の構造は発見されていなかったのである。
そして、その発見から半世紀以上経過した現在も
その作用と機能はまだ十分に解析されていないが
デザインサイエンスの任務はそれらの証明問題にはない。
航空力学が誕生する前に
飛行機は、大地から離陸したように。
真の資本主義的な国家はまだ存在していない。
中央銀行があるかぎり。
真の共産主義的な国家も存在していない。
資本主義がある限り。
しかし、真の独裁国家や軍産複合体はすでに存在している。
権力テクノロジーは絶えず存在してきた。
国家の防衛ために戦争を仕掛けるのではない。
非戦闘員が生き残ることを名目にしてなされるのだ。
自らが生き残るための人道性を名目として
核の傘の中で互いに被曝しあうように
すでに訓練されているのだ。