月別アーカイブ: 2017年1月

有限責任

構造物が基礎部と融合して一体化した構造デザインは
航空機や船舶、そして宇宙船の構造以外に未だ存在しない。
そもそも動く構造には、分離可能な基礎部が存在しない。

不動産としての建築構造は、免責の概念に基づいて設計されている。

地震による建物の崩壊による人間の圧死への免責とは、
地震における予測不能な波動エネルギーに対してではなく、
基礎を必要とする建築物の前提条件における
資本主義的な保険制度の<有限責任>の変形にほかならない。

貿易差額主義によって外洋航路を航行し、
アジア地域との貿易独占権を与えられた東インド会社に
雇用された船員たちが航海中に死亡した場合の保証範囲と
何も変わっていない。

方法の実験

社会学、心理学、そして文化人類学や建築、数学においても
単純な構造という言葉の背後に隠れているものを
一つ残らず解放しなくてはならない。
それらが、同じ構造を意味していないなら。

少なくとも建築における構造は、
テンセグリティが発見されるまで科学的に定義されていなかった。

定義から学ぶべきではなく、
実験から開始すべきでもなく、
実験の条件を再現して、
それらを破壊する方法の実験から開始すべきなのである。

新たな生産要素を導入したりする企業家の経済発展論(イノベーション)から
このベクトルは根絶やしにされている。

続)非物質化への無限性

大円上に形成されるすべての弦は、球面上の2点間の最短距離の
さらなる最短距離となる。

大円軌道上にある弦のみによって形成される総三角形化は、
ジオデシックドームの直径の飛躍的増大だけではなく、
構造材としてのストラットとジョイントの重さにおいて、
単位体積あたりのそれら部材の重量を加速度的に軽減しながら
ジオデシックドーム全体の剛性と強度を増大させることが
バックミンスター・フラーの実証実験によってはじめて発見されたのである。
それはジオデシック数学には含まれない原理であった。

つまり、より大きくドームを建造すればするほど、
ジオデシック構造体を構成するストラットとジョイント類は、
より細く、薄く、短く、そしてより軽くできる技術となったのである。
自動車の重量に対する馬力、そして燃費の諸元表と同様に、
ジオデシックドームには重量に対する体積と表面積、
そして各部材の重量とコストの諸元表はつねに表示されるべきである。

工業製品の軽量化・薄型化・小型化によって、
グランチがより富めていった方法とその独占の歴史を認識するよりは
自然には、見せかけの軽薄短小のプロセスから逸脱し、
ついに非物質化への無限性に至る原理の存在を認識するほうがより重要である。

シナジェティクスとそのモデル言語を学ぶことによって、
工業製品以外の生存に不可欠なインフラや住居にも
非物質化への無限性に至る原理を発見し、
その原理をもっとも少ない物質に変換する方法に開眼できるだろう。

非物質化への無限性

シナジェティクスは、シナジーを体系化したと思われている。

シナジェティクスという
数学的・科学的的経験の意味と構造を理解するために、
古代ギリシアの数学者、天文学者による地球を外から見る球面天文学と
黄金比と共に無理数、そして球の半径から表面積と体積を求める法則を発見し
その思考のプロセスをモデリングしたピタゴラス、
1596年に『宇宙の神秘』を出版し、プラトン立体と球面天文学との
関連から宇宙の階層構造へ至るメタフィジックスに気づいたヨハネス・ケプラー以外に
その系譜らしきものは見つからない。

ケプラーがピタゴラスに似ていないように、
バックミンスター・フラーは他の誰にも似ていないが、
20世紀においてアインシュタインが物理学でしばしば使用した
球面上の2点間の最短距離の概念こそは、
ジオデシック数学以上のシナジーの系譜かもしれない。

形態と素材を超えて

デザインサイエンスの役割は、
可視的な形態に、形態からは推測できない見えない機能を付加すると共に、
形態に抗した重さのない機能による<非物質化>の段階を示唆することにある。

シナジェティクスは、原理というメタフィジックスへの誘導によって
形態と素材を相互に打ち消す力を持っている。

形態と素材は、つねに掛け替えられる。
——–核子の交換によって、異なった原子核が生成し、または消滅するように

掛け替えのない唯一無二の自然は、
情緒的で可視的な一時的なエコロジーである。

シナジェティクスとデザインサイエンスの相補的な統合によって
コスモグラフィーは漸進的に変容していく。

直観と幾何学

神聖幾何学が神秘について直観的に語りうることは決してないだろう。
なぜなら、幾何学の神秘を保留しているのは直観のほうだからだ。

電磁誘導は、磁束が変動する環境に置かれた導体に電位差(電圧)が生じる現象である
電流(=思考)がつくる磁場の変化で新たな誘導電流(=直観)が生じる。
直観は、電磁誘導の結果であり、磁場の変化が新たな思考を生む。

シナジェティクスは、21世紀の直観誘導幾何学である。

神秘と未知に接近しながら、数学性と科学性が後退しないのは
シナジェティクスだけである。

点、線、面という3つの視覚言語から

剛性と強度を備えた剛構造や
固有周期を長くして構造全体の剛性を低くする柔軟構造という概念から遊離した
弾力性、表面張力(膜力)、張力などの概念によって
これまでに見えなかった新しい構造とパターンがやって来る。

シナジェティクスにおいて、
面は、テンセグリティのように構造の構成要素ではなかった。

点、線、面という3つの古代ギリシアから引き継がれた視覚言語が、
ジョイント(joint)、ストラット(strut)、窓(window)に
それぞれ翻訳された後に物質変換されるだけではなく、
3つが互いに融合した構造とパターンにおけるもう一つのモデル言語に誘導され、
シナジーに支えられた新たな物質観に置換される可能性がある。

その操作によって、張力はストラットの表裏面にも絶えず張り巡らされるという
物理的な優位性と経済性を証明できる。

そして、テンセグリティの定義も変わる。
圧縮力と張力の働きを、テンセグリティのように
鏡像的で相補的な構造部材としての<圧縮材と張力材の対比的(=twoness)関係>に
もはや還元できないのである。

構造のシナジーは、つねに未知(unknown)からやってくる。

塩素社会

「現在の下水システムに関するすべての基本的なデザインは、
紀元前2,500年頃にインドで発明される。
それ以来、本質的に改良したものはいない。」(RBF)
という概念が都市を支配し形成している。

現代の衛生の概念が、塩素に依存する社会構造を形成し、
都市と農村から微生物を排除しているのである。
日本の塩素の生産量は2兆円であり、
ソーダ工業(つまり、グランチ)の生存にとって
塩と電気(つまり、原子力エネルギー)は必須の原料なのである。
(ソーダ工業の塩の消費は、全消費量780万トンの内、全体の74%、
飲食の生活用として消費された量は全体のわずか2%)

しかし、現代の発酵微生物工学は、ブタなどの家畜の屎尿処理から
無菌の純粋な飲料水が生産できるので、
すでに上下水道を統合できるまでの実用性に達している。
(実際に試飲した私の経験に基づいている。)

塩素社会は、海を構成する基本物質を搾取しながら
微生物と人類の惑星地球上でのモバイル性を阻んでいるのである。
さらに、塩素で固定されたインフラによって人類は課金され続けている。

エコロジーとは、全生命にかかわる構造とパターンに関する動的な科学である。

量子化 vs. 規格化

真のモジュールは、統合された他との互換性を備えた
システムの<有限な分割方法>としてデザインされる。

産業界の標準化された生産方式や製品管理の過程で採用される
<規格的な存在>としではなく、
宇宙は、原子や分子や量子飛躍におけるエネルギー量において
モジュールによる単位化(=量子化)を採用している。

それらは、教育と労働の場における強制権を行使するための<規格化>とは異質であるが、
それゆえに、いまや健康権を行使するために身体と病気さえも
<規格化>で統一されようとしている。
<規格化>は原因と結果の相互関係を、統計学的に歪曲し破壊できる。
視聴率や支持率の概念なども民主化を偽装するための規格化に成功している。

<規格的な存在>は、統合された他との互換性と変換性をしばしば破壊するための
権力テクノロジーの絶え間ない浸透力を形成する。

<規格的な存在>は、真のモジュールと決定的に異なる<分割の無限性>に
その存在理由を自ら規定することによって、
<分割の無限性>を、放射エネルギーで補填し続けているのである。

続4)デザインサイエンスの課題

つねに自然は一つでありながら
メタフィジックスとフィジックスの異なる階層に対して
シナジー現象を引き出す課題に、
絶えず挑戦するデザインサイエンティストが、
固有の経験を秩序づけ、自ら変容していく過程でそれらを解決できる場合は、
惑星地球での他者のより有利な生存条件とその方法を拡大する目的で、
群れから遊離し、孤立して、
なおも<思考を声にする>単独者に限られる。

それは、非人格的なコスミックな遠隔操作なのだ。

続3)デザインサイエンスの課題

バックミンスター・フラーの最晩年のプロダクトの一つである
モノコック的デザインに徹底化した<フライズ・アイ>は、
彼の住居に対する最終課題への方法であったが、その現実的な生産手段(カーボン材を使用するための金型費とその素材費)は、21世紀に於いてもまだ高価すぎるのである。

<フライズ・アイ>の金型成型を、 3Dプリンターでヘッジするまで
<フライズ・アイ>の量産化への投資家は、存在しないだろう。

最晩年のバックミンスター・フラーが開発した
初期のアウトドア用のテンセグリティシステムによる
テントタイプ(=NorthFace Tent)以外に、そしてそれ以上に
耐久性に富んだ、全天候性のモバイルを基本とした
経済的なモバイル居住用テンセグリティシェルターは
まだ開発されていない。

不動産ではない移動可能な住居が
クリティカル・パスの最終課題として受け止められたならば、
<フライズ・アイ>のモノコック的方法か、
<テンセグリティ>の超軽量化かが選択されるだろう。

この選択肢は、彼が<複数の卵を一つの巣>に生まなかった
予測的デザインサイエンスがもたらした優れた結果である。

無管、無柱、無線、無軌道によるもっとも現実的な生存方法は、
都市のインフラを完全に排除することによって、
より経済的に長期的に<自律的な自由>を拡張できる方法として理解できる。

最終的なデザインサイエンスの課題は、
テクノロジーの推移に鋭敏な投資家たちの不在ではなく、
彼らを不要とする科学的、数学的な生産方法の発見とその開発にある。

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<フライズ・アイ> 直径15m 高さ12メートル,総重量は3000kg

続2)デザインサイエンスの課題

純粋な構造システムの実験は
バックミンスター・フラーの時代に、
十分にそして、ほぼ完璧に追求されている。
しかし、彼は<複数の卵を一つの巣>に生まなかった。

実際、その実験は300例を超えていたのを、
私は、フラーの全クロノファイルのアーカイブを
2ヶ月間かけて閲覧して確認した。

フラーの絶えず変容する構造実験によって、
編集されて生成されるタグ(=複数の巣の互いに異なった名前)と
それらを包含するアーカイブが
フラーの死と共に閉じてしまったがゆえに、
クロノファイルに眠る、それらのまだ接続できていない情報群に
新たな秩序を与えられるデザインサイエンティストは、
現在のフラー研究所には不在である。

研究し、開発し、プロトタイプを生成しない
アーカイブ内部に精通した情報探査方法から、
どんな卵という動的な<フィジックス>も生まれない。

デザインサイエンスの課題

素材の変革は、イノベーションの専門家が夢中になるだろう。
形態の革命は、投資家をうっとりさせるためのデザイナーの手段になるだろう。

それゆえに、人々の生活を短時間に、少ない時間とエネルギーコストによって
豊かにするデザインサイエンスは、つねに不在であった。

包括的なデザインサイエンティストにとって、デザインサイエンスの課題とは、
物理的状況に制限されていながらも、対応可能な問いかけとして繰り返し現れる時に、
それらの困難さに挑戦するためのマインドの独自な反応であるが、
その局所的な差異において、つねに矛盾していると思われる課題である。

数学的に、物理的に、経済的に、
そして、しばしば、概念的に、哲学的に。

異質な二つ(twoness)

互いに対立し、最終的に一方が他方を打ち負かすために、
互いに異質な二つの相互関係(twoness)は、
イデオロギーの場合、意図して作られた<現実(リアリティ)>だった。
これ以上の幻想は存在しないにちがいない。

宇宙では、互いに対立し、互いに異質な存在は、
相補的に統合されている。

電子と陽子からなる原子核構造や、
張力と圧縮力からなるテンセグリティ構造など、
互いに異なる非鏡像的な異質な二つ(twoness)から形成されている
その例外がない現実から、日々の生存が始まる。

分離した異質な二つ(twoness)は、
互いに対立する方法ではなく、受容し統合する方法の始まりなのである。

40年の懐胎期間

飛行場に着陸した飛行機の機体は、巨大地震に対しても安全であるが
飛行時は、さらに安全である。

住居の安全に対する構造に関する観念や概念は、
建築学が扱う形態の中だけで作られてきたものだと考えざるをえない。
静止した物体を前提にした設計方法と法律は、もはや時代遅れである。

複葉機からジェット機までの僅か40年の懐胎期間で
航空力学は、宇宙に着手したのである。

反・独創性

違いを求める思考の個性化(Think different)から
独創性(オリジナリティ)を求める方法がある。
独創性を賛美する消費者によって。

個性化は、個性を自負したい人々が
独創性を去勢するための選択肢である。

独創性は、創造性とは異なる。
独創性は、人間が人間を超えたい時に、
真の創造性の存在を排除し、
独創性を所有させる一時的なイリュージョンなのだ。

創造性は、宇宙に属する永遠のテクノロジーだ。
人間が人間になる前の。

システムの優位性

都市での労働や健康という概念、コストと耐久性との対比、国家が定義する耐震性、
そして食料とエネルギーを貨幣で買う経済システムの優位性の否定から
始めなければならない。

銀河系での惑星地球システムの希有な優位性と
バイオシェルター内部での
植物の光合成によるエネルギー経済が忘れられているなら
モバイルテンセグリティの現実的な居住空間は存続しない。

受動性について

自然はテクノロジーである。
テクノロジーとは、自然自らの受動性の否定である。

シナジェティクスは、受動性の否定から始まる。
それがモデリングである。
モデリングのプロセスに、自然の原理を潜ませているのは、
自然のテクノロジーの特徴でもある。

シナジェティクスにおける<見立て>について

<見立て>は、対象の在り方を変位または転位させ、
実在から引き離す魅力を思い描く行為である。
優れた<見立て>によって、物理的な<現象>はしばしば遅れてやってくる。

一方、構造とパターンの機能は、視覚的・形態的な現象としての<見立て>を予め形成させると共に、
<見立て>に新たな<現象>への現実化への方法と数学的な意味を与えるところにある。

構造とパターンは、ついに<見立て>と<現象>を相互に消去する相補的な力を備えている。

構造とパターンは、メタフィジックスの階層に銀河系のように渦巻いている。

デフォルト

シナジェティクスの重要性は、
発見されたモデル(model)について物理学・化学的・生物的言語を適用できるだけではなく、
深い主観的主体性を与えながら、<モデル(model)と形態(form)>とを
新たな機能によって区別できることにある。

見る行為と言語による表出行為とに共通な構造があるからだ。

人間の視神経の束は、他の神経系に比べれば巨大だが、
その視覚によって伝達された情報の解析は、ほとんど言語によって与えられている。

シナジェティクスは、
見るための言語を作り出すシステムのデフォルトを最初に破壊(リセット)する。

<かけがいのない自然>は、権力構造の見せかけの記号にすぎない。
その見せかけの記号を自然のデフォルトと置換(掛け替えられる)するために
シナジェティクスは存在する。

続)海の指矩師(さしがねし)

シナジェティクスは、
海に浮遊して生存可能なテクノロジーから
大気圏を自在に移動し、しばしば浮遊して生存するために
ついに動力学的な幾何学システムを発見した。
(過去の幾何学大系に基づいた図学は
対象に従属しすぎていて、じつに静止的な世界観に幽閉されている。
例えば、神聖幾何学から新たな神秘は生まれない。)

動力学的幾何学から派生した
モデル言語は、好奇心と動機によって、至る処で自在に発生する。

移動するための新しい道具には、
その道具毎に新しいモデル言語が発生する。

海の指矩師(さしがねし)

日本の川船は、
異なる川毎に、そして異なる流域毎に、
異なる船体のデザインが存在する。
アジア全域がそうだったに違いない。

船大工は、現地調達の素材と多様な川に適応した道具を作るために
海からやってきた派遣技術者である。
地産地消のような定住のための閉じた社会からではなかった。

優れた船大工は、図学を持たなかったが、指矩(さしがね)を使う。
彼らは三角関数の達人である。
そして、船体の傾斜などの組み合う長さを計算できるデザイナーだ。

アジアで、かつて移動し生存するための道具を作る民が
その技術を学ぶための学校を作らなかったのは
聞いて出来ること、見て出来ることは僅かだったからに違いない。

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☆船底や船腹の平板材の相互結合に、接着材をまったく使用しない防水方法がある。

続)声に出して考える<Think Out Loud>時、

<Think Out Loud>とは、
考えていたこと、あるいは考えていることを声に出すのではなく、
声を出しながら考えるプロセスである。

この声に出しながら考える行為は、
思考して描くよりも、
描きながら思考するよりも、
プリミティブな言語(前駆体)に到達する。

他者性なくしてどんな思考も、そして言語も存在しない。

名辞以前を捉える自己のテクノロジーの生成方法は、
シナジェティクスのモデル言語の生成方法に近いかもしれない。

声に出して考える<Think Out Loud>時、

シナジェティクスが、デザインサイエンスから生まれる時、
デザインサイエンスが、シナジェティクスから生まれる相補的な領域が存在する。

しかし、原理の発見なきシナジェティクスは、
構造の発見なきデザインサイエンスと互いに結合されやすい分断領域を形成する。
(新たな分断と分割の無限性は学際的と呼ばれてきた)

バックミンスター・フラーなき時代に、
先進的なテクノロジーが加速度的に誕生したが
シナジェティクスなきデザインサイエンス、
デザインサイエンスなきシナジェティクスが
加速度的に継承されるのは何故か。

自己のテクノロジーによるデザインサイエンス戦略の開示と
シナジェティクス思考による自己放棄との間には、分断以上の明らかな絶縁が存在する。

記号のテクノロジーや科学的テクノロジーを変えても、
自己のテクノロジーなき動機(=know why)はそのままだ。

異なる二つの作用の絶縁を、埋め合わせるのは
<思考を声にする=Thinking Out Loud>行為である。
このプリミティブな現実的な波動こそは、
その絶縁状態にメタフィジカルな相互作用と統合作用をもたらす。

絶えず再考する自己のテクノロジー

個性や知識、そして観察から真理は見えない。
真理は、自己のテクノロジーを媒介して電磁的に誘導される。

自己のテクノロジーの変容を体認する領域は、
<頭脳>から<マインド>へ移動したのだ。

自己のテクノロジーは
自己を孤立させるものによって
自己を含むすべてと結びついていく領域と接続し、それを拡張する。

類としての矯正や
適者生存のための虐殺、そして、
最適化する個性を拒むために、
他の天体から移動してきた時から。

臍を噛むのか、それとも臍を組むのか

爬虫類、鳥類を含む胚膜類には、
母体から栄養素や酸素、水分の供給を受けていた管の痕跡として
すべて臍(へそ)がある。

植物の種子においても、
水は種子の表面全体から吸われるのではなく,胚の付近の胎座についていた器官(へそ=hilum)から入っていく。

生命を次世代に接続するための惑星地球での包括的なデザインがある。

木材・石材などを相互に接合する場合、
一方の材にあけた穴にはめこむために他方の材の一端につくる
非生命的な突起物も、臍(ほぞ)と呼ばれる。
つまり、へそとほぞは、古代アジアから、同じ<臍>で表されてきた。

モバイル・テンセグリティシェルター(=Off grid floating shelter)にも
臍(ほぞ)が頻繁に使用される。
もっとも経済的な宇宙的な相互結合方法に違いないからだ。

欠乏のための経済学

現在の富裕層は、
大多数に対して、強制か束縛、または矯正を行わないかぎり、
大多数がより加速度的に増加する傾向にあるという前提から
民主的なコミュニティの規範を形成している。

同時に、加速度的に増大する
エネルギーと食料、そして住居の欠乏こそが、
他者の死を制御できるという
経済学(=法律家資本主義 Legally Piggily)に誘導することで
自らへの支持を持続させる。

あまりにも不変的な

バックミンスター・フラーから開始された
モバイル・テンセグリティシェルターの開発の根拠とその歴史は、
金や土地を所有することで
周期的な経済破綻から逃れる方法が、
絶えず稀少性という基本的条件を維持し拡大する権力構造の方法であり、
それ自体はエントロピックで
それゆえに、非再生的な有限な金や土地によって
経済を可能とし必要とすればするほど、
人間の生命と人生を危険に陥れるあまりにも不変的な方法として
大多数に受容され続ける歴史と反対称的に重なるのである。

ほとんどの建築家は、彼の先進性を模倣するが
かれの反対称性を理解しない。

表裏のトポロジー

グーグルや他のSNSなどは、
いまや、個人を監視し、管理し、さらに
自主的に、やがて無意識的にも自己を訓練し、
さらに自ら矯正していくシステムから
個人が意識的に、群れから完全に逃亡し、
新しい群れに出会うための
独自なテクノロジーを発達させない社会には不可欠である。

これは核兵器のような大量殺戮兵器開発よりも
安全で確実な安価な方法である。
大多数の個人と共有できる無料アプリだったから。

この無料アプリは、著作権法で22世紀まで保護されている。

監視と逃亡、学習と矯正、管理と共同、陳腐化とバージョンアップは
いまや、表裏のトポロジーで一体化している。

自己同一性(モジュール化)

構造は、圧縮力よりもはるかに張力によって制御され
張力は、その圧縮力によって個性づけられる相互関係を形成する。

それによって、圧縮材のみが外力に対抗する段階が完全に消失する。

圧縮材と張力材のそれぞれの自己同型性(モジュール化)は、
構造の統合力の現れであり、その物質的手段なのだ。

構造のモジュール化を形成するのは、
対称性に関わる数学であり、エンジニアリングである。
つまり、シナジェティクスへと接近する。


レゴ(=LEGO)は、物質構造のモジュール化に失敗したもっとも貧弱な自己同一性の教材である。)

ローカライゼーション(地域化 localization)

個性は、民主主義よりもはるかに権力によって制御され、
教育は、その権力の構造によってローカライズされる。

個性化が独創性を加速する方法ではない。
個性による職業的な同一性は、
その手段であり、権力の作用効果である。

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☆ペンギンの翼は、自然の個性化を果たしている。yk

泉;もう一つの<現実>

人類の遺伝子レベルには、直接に生計を立てる方法は先験的に備わっていなかった。
しかし、生計を立てたいという個人的欲望から、
銀河系で人類が生存可能な発見や発明が生まれないようにデザインされていた。

もう一つの<現実>から湧き出てくる原理群には、
支配的な集団によって社会に提示される概念のような
計画的陳腐化が発生しない事実に、
イデオロギー革命は言及しなかった。

発明や人為的なエンジニアリングによるアーティファクト革命は、
社会的な現状を支える政治経済の強い流れに逆らう行為ではなく、
支配的な集団的社とは別に実在する<現実の泉>に到達し、
重さのない原理群の発見から派生した結果である。

それらの発見を支える誰の許可も必要としない概念は、
支配的な集団によって、個人から除外され続けてきた。

同時的・非同時的銀河宇宙に巡らされた包括的知性に到達するためのアイコン(icon)は、
私のデスクトップ上だけではなく、アイコンで操作されるインターフェースによって、
アイコン(icon)を不要とする物質化(=原型化)の段階にある。

銀河新年2017 元旦
シナジェティクス研究所 スタジオにて