独創性の偽装 慶応義塾大学環境情報学部准教授 鳴川肇氏の場合 その1

彼は、世界地図〈オーサグラフ〉によって2016年の「グッドデザイン大賞」を受賞した。
しかし8月19日付のブログに記述したように、
〈オーサグラフ〉の基本的なアイデアは、私がデザインした〈テトラマ〉の完全な盗用である。

この10年間にわたる著作権の不当な独占行為は、
インターネットで公開済みの複数の特許明細書から
容易に証明可能である事実を無視することから始まっている。
同大学環境情報学部のメディア科に在籍する学生たちにわずかでも自発性があれば、
研究者として、教育者としての鳴川氏の卑劣な行為を短時間で確認できるだろう。

より重要なのは、出願済みの特許明細書にあるシナジェティクス研究所のテキストと図面が、
デザイン大賞の審査過程で検討されなかったことにあり、
21世紀の知的産業社会における日本デザイン振興会の主要な役割が、
表看板に過ぎなかったことを証明している。

同時に、「グッドデザイン大賞」の審査機構にかかわったデザイナーを含む審査員たちは、
特許制度にまったく精通していないことが暴露された。
その結果として、内部批判力の欠如した日本デザイン振興会は、
明確な社会的犯罪を現在まで野放しにしてきているのである。

特許明細書にあるテキストと図面からの剽窃行為は
あまりにも幼稚かつ誰の眼にもあからさますぎるので、
隠蔽に関する方法論が最初から存在していないことがわかる。
実際、彼が商品化した<オーサグラフ>という世界地図には、
自らの独創性を明確にするための著作権に関連するクレジットが一切存在しない。
他者の独創性を剽窃し、自己の架空の独創性を偽装する不毛な努力は
当初から一貫性を欠き、破綻していたのである。

ノウハウは奪えても、ノウホワイ(know why=動機付け)は偽装できない。
自発性は教育不可能である。

☆1
ベーカー&マッケンジー法律事務所(外国法共同事業) 弁護士 達野大輔氏による法律的なレポート

☆2
私の出願済みの特許明細書の図版から本件の盗作行為は容易に証明可能である。

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Synergetics memo-2460083-v1-TOKDMS_s