住宅の全方向性

太陽系でのもっとも経済的で安全な住宅デザインは
火星での住居に採用される。

火星計画の初段階では都市は形成されない。
経済的でもなければ、安全でもないから。
住宅は、無線、無柱、無管、無軌道のモバイルシェルターとして
デザインされる。

そして、火星での水・エネルギー・食料生産方法は
シェルター機能に含まれているだろう。

都市と農村の分離からではなく
コロニーの共同性による相互に統合された水・エネルギー・食料の生産性が
シェルターデザインを決定する。

自動車が遂に運転手がいない自動運転に成功した段階での
住宅の全方向的なテクノロジーの自律性は、
<自然選択>による適者生存ではなく、<宇宙選択>の問題だ。