栗虫と渓流釣り

栗虫は、栗になる前に産卵するので、
落下して収穫する栗のほとんどには、先住者がいる。

渓流釣りでは、その先住者は優れたエサになるが
栗虫のような幼虫の段階は、だいたいゼリー状のミルク味がするはずであるが、
茹でた後の栗を食べて、吐き出すほど苦い味の場合は、
栗虫ではなく糞の味である。

鮎や河川に残留した巨大アマゴ、ヤマメなどのやや大型の川魚だけが
水中に落下して溺死を免れるために栗内部から脱出して浮上する間の
純粋な大型ゼリーを深い淵から巧みに他の小さな仲間よりも先に捕獲できる。
彼らにとっては、季節限定の生きたデザートである。

☆鼻曲がりアマゴの魚相は、やはりサツキマスである。
渓流釣りには、生きた昆虫を模した毛針よりも、季節限定の栗虫の方が有効だ。
そして、私の経験では、栗虫よりも硬くボイルした鶏の卵の白みや卵黄を栗虫以上に好むようだ。
しかも、安価なのでどこでもゆで卵は用意できる。

引用
http://hiroamago30.cocolog-nifty.com/photos/2012/index.html