無形のキルン

モバイラーの焚火は斧やチェンソーを使用しない。
梅雨の時期でも濡れた倒木で焚火をする。
焚火の内部にはキルン=窯が必要だ。
加熱する物質を直接に加熱ガスと接触させる
薪と薪の隙間に形成される無形のキルンは
やがて極赤色に偏移する。それは朝まで燃え続けるサインだ。