日別アーカイブ: 2018年7月9日

床下浸水は当たり前

東南アジアでは床下浸水は当たり前だとする伝統的な住宅デザインがある。
洪水と湿度と昆虫から遠ざかる縄文の高床構造や弥生からの米倉構造は
河川工事よりも地勢的に安定している。柱は水に強い栗木。

縄文の高床構造は米倉構造に継承されるSmall House

自然の地勢(topography)

今回浸水した場所や水没した流域はその記憶がある場所とは限らない。
人工の針葉樹林が地表水の分水嶺に影響を与え気象にも影響を与えている。
分水嶺をコントロールする自然の地勢(topography)はデザインできない。
地勢は自然の知性だ。

「川だけ地図」を見る限り、日本のダムは静脈瘤にちかい。
All Rivers – Ground Interface
http://www.gridscapes.net/AllRivers/#5/33.980/138.494