カテゴリー別アーカイブ: テンセグリティ

風と舵を切るTrimtab

「風を切る」は「舵を切る」と同義であり
より「舵を切る」ために進行方向を変える効果的な道具(Trimtab)がデザインされる。
モバイル・シェルターは「風を切る」ために球状にデザインされ、
進行方向を変えるために風で浮遊するほど超軽量である。
テンセグリティ構造はタンポポの種子のように大地から離脱する。

神秘は知識から誘導されない

万有引力や質量欠損の発見のように
原理のふるまいは物自体には存在しない。
物体間の関係にのみ存在する。
テンセグリティの共鳴作用は、
圧縮材にも張力材自体にも存在しない。
張力材によって統合された不連続の構造に存在する。
神秘は知識から誘導されない。
神秘はつねに先験的である。

数えられる無(nothigness)

古代ギリシア人は多面体を中身の詰まった大理石で再現した。
テンセグリティは面のない多稜体である。
面は張力材に囲まれることによって、
数えられる無(nothigness)に変換される。
変換可能な無こそが
空間の内部と外部の境界面を形成する
テンセグリティ構造の前駆体である。

SYNERGETICS RBF 1975
A six-strut tensegrity tetrahedron shows central-angle turbining.

こどもの動く学習環境

21世紀のこどもの学習のための最小限の好ましい環境は
依然、勉強机で詰め込まれた牢獄のような教室である。
子どもが制作できる直径7mのモバイルテンセグリティシェルターは
もっとも科学的で経済的ある。
学習する現実的な環境は
シェルターのモバイル工作室と畑や裏庭に続く森にある。

ピアノの蓋

沈む船から浮かんだピアノの蓋でさえ
一人分の救命具になるような希少性は
情況が変われば消滅する。

偶然の希少性に依存すればするほど
非常時の生存の危機は増大する。

植物が移動しながら枯れていくことで
豊穣な大地が約束されるように
ありふれた風と光と水で暮らせる場所へと
テンセグリティ・シェルターは移動する。

動く複製システム

人類はナノテクノロジーを開発してきたが、
ウイルスのような最も少ない部材から最大の空間を構造化する方法と
その複製システムを包括したモバイルテクノロジーはまだ応用していない。
地球惑星では衛星のようなスモールハウスが一番気軽だ。
自然に不動産は存在しない。

L’algue E. huxleyi vue au microscope électronique

風と波間に漂流する航海者

筏で最も安定する場所は筏の中点が球面に接している場所である。
まだ見ぬ島を水平線の向こうに想像しながら
風と波間に漂流する航海者には球体世界はつねに強く意識されていた。

無数のまだ見ぬ断層に怯えながら惑星の大地を漂流する航海者は
球状モバイルテンセグリティ構造を発見した。

ウイルスのモバイル構造

風疹、インフルエンザ、エイズ、E型肝炎などのウイルスは
内部の一本鎖RNAを5回対称性のある
主に正20面体状に総三角形化された
モジュール構造でパッケージし、
さらにその外部をエンベロープの皮膜で覆う。
それらはモバイル・テンセグリティシェルターの構造デザインの起源である。
真の動く構造は発見されてきた。


Molecule of the Month by David S. Goodsell

非物質化の実践

掛け替えのない唯一無二を前提にした自然は、
情緒的で可視的な一時的なエコロジーに終わる。

シナジェティクスが発見する原理によって構造とパターンを相互に置換する機能が生まれる。

構造とパターンはつねに掛け替えられる。
——–核子の交換によって、異なった原子核が生成し、または消滅するように

シナジェティクスは
可視的な形態に、形態からは推測できない見えない機能を付加すると共に、
増大する大きさに抗した重さのない機能による<非物質化>の段階を示唆することにある。

第2の大気圏(Biosheleter)

全方向のドラマティックな嵐を受けながら
安全に第2の大気圏で暮らせるのは
2層のモバイル・テンセグリティシェルターだけだ。
動く星と裏庭を見飽きたなら3時間以内にパッケージできる。
それでも自律的サバイバルに退屈した時は、
宅急便で誰かが受け取るだろう。
耐候性が10年以上ならば。