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「ゼロ・ベクトル平衡体」
ポジティブとネガティブが共存する構造

‪「吹く風とは負の風(低気圧)から吸われている」現象に気づく場所からでさえ風がついに見えない時、風は初めて「方位と大きさ」を表すベクトルになった。
私は風が吹いたり風が止んだりする「ゼロ・ベクトル平衡体」を発見した。
「ゼロ・ベクトル平衡体」はバックミンスター・フラーの「ベクトル平衡体」が二重に結合している。
ポジティブとネガティブが共存する構造に予測を超えたシナジーが生まれる。‬
「ゼロ・ベクトル平衡体」は、「ベクトル平衡体」から8個の三角形が消えた、
より柔らかい合金である。

自然の原理を発見する方法の一般化は存在しない。

イノベーションは生産性を拡大するために
新たな生産要素を導入するための企業家の言語だ。
創造行為に彼らの立案した長期的戦略が意味をなさないのは
自然の原理を発見する方法の一般化が存在しないからだ。
シナジェティクスの探求方法にイノベーションはもっとも馴染まない。

水空両用の機体をデザインしたトビウオは
海中よりも空中をより高速で移動できる。
トビウオの飛行機能は、トビウオがヒレの新しい活用法を創造した結果ではない。
海中の敵から逃れる唯一の方法だったのである。
自然にイノベーションは存在しない。

個人という極小システム

線分とは、隔たった2つの極小システム(点)との関係である。
古代ギリシア以後、その極小システムには大きさがないと教育されてきた。
個人という極小システムには、
自由があるが国家システムという全体に
ほとんど影響を与えられない存在であると信じ込まされている。
ウイルスは、自己増殖するために
内部と外部を短時間に相互交換できる
例外的な極小システムである。

The drawn-upon object may be symmetrical or asymmetrical,
a piece of paper or a blackboard system having insideness and outsideness.

噂話のネット茶屋

学校でもなく会社でもない第3の場所として
シアトルの学生やキャリアウーマンの間で
支持されたスターバックスは全世界に拡散したが、
遂に北アルプスが連続して見える場所に開店。
しかし、短期間に普通の喫茶店から移動してきた
主婦の溜まり場となって噂話のコロニーと化した。
そのWifi付き茶屋に男性とPCは滅多に見あたらない。

スターバックスの店舗がある国と地域[Wiki]

羽根をひれ状のフリッパーに退化させた鳥

南極のペンギンが空中を飛べなくなったのは
氷の大陸に敵がいなかったからではない。
水中速度が容易に最大36km/hに達するのは
海は陸より敵が多いからだ。
彼らは翼を羽根のないひれ状のフリッパーに退化させて
餌を求めて海中を飛行している。

「窒息ポイント」再考

情報の監視と共に支配は深く浸透するが、
履歴を抹消できる「消しゴム人間」たちは
SNSから始まる行動や言動を完全に透視できる。
真実を抜け目なくシュッレダーにかければかけるほど
内部支配をもよりランダムに分断していく。
自由を監視する以上のエントロピーは存在しない。

「テロリスト」を捕まえるはずだった監視システムは
民主主義を妨害するために使われる。
(特定)秘密保護法はアメリカがデザインした。
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/49507?page=4
図3(Trans-Pacific Express)盗聴プログラム「STORMBREW」の一部としてNSA文書に記載された国際海底ケーブル「トランス・パシフィック・エクスプレス」。日本の接続地点は「Shinmaruyama」(新丸山)と表記され、「窒息ポイント」と呼ばれる侵入地点、米西海岸の「BRECKENRIDGE」につながる。

この映画には圧倒的に他人が存在しない。

異なる経験を積むに従って
人生のシナリオを編集するという
時間を伴う予想外の試行錯誤が待ち伏せしている。
間違ったシナリオに耐えるよりも映画を見るほうが簡単だ。
時間を潰せると同時に他人を代理経験できるからだが、
7時間18分のこの映画には圧倒的に他人が存在しない。

『サタンタンゴ』4Kデジタル・レストア版
7時間18分あるのは、つまり人生と同じだからだ。(タル・ベーラ監督)

権力構造はけっして事前放流しない

権威によって初めて所有できる自由を
良心をもたない無数の自由と喜びに換えるビジネスがある。
さらにそれらをダムのように堰き止めて換金する見えないビジネスがある。
権力構造はけっして事前放流しない。
発電のための雨水の膨大な位置エネルギーを
拘束すればするほど有料だから。

雨水の膨大な位置エネルギーは税金を使って有料化される。

生命における放射対称的な軸回転

収縮拡大するベクトル平衡体は形態的にはつねに回転対称的がある。
しかし、ベクトル的にはつねに放射対称的である。
生物体の軸を通る相称面が三つ以上ある場合は放射対称的である。
動物では海綿動物・腔腸動物・棘皮動物に、
植物では花や茎にある。
開閉する花弁には回転対称がある。

ベクトル平衡体 SYNERGETICS RBF 1975