インドアの始まり

バイオスフィア内部に生存する生命はインドアに適応してきた。
アウトドアは大気圏の外部である。
船外用の宇宙服はアウトドア用の最小限のシェルターであり
その製造コストは10億円である。
モバイルバイオシェルターはインドア用の局所的な環境制御装置である。

そのバイオモバイルシェルターの基本的機能
気密性と気圧の自動調整機能
呼吸に必要な酸素の供給と二酸化炭素の自動除去
体温の調整、特に冷却(ユニクロ製品でも可)
宇宙塵、デブリ、紫外線など宇宙線からの防護
外部との通信
分解と組立のモバイル機能

シェルターの球形化率

最も効率的に飛行する鳥ほど、卵の非対称性または楕円率(楕球率)が高くなる。
そして、卵の形態は産卵数や環境要因、巣の形態とは無関係である。
卵は鳥の飛行経験から航空工学的にデザインされる。
卵黄が卵管に排卵され、卵管内で卵黄の周囲に卵白が形成され
最後に卵殻が形成される。
産卵以外のすべてが飛行中に形成されている。

人間の効果的なモバイルへの要求によって、
激しい風雪に対して
シェルターの球形化率と半球の非対称性を採用し、
その直径に対する2層皮膜の厚み率を
卵の直径と殻の比:1/100よりもさらに低くデザインした。

モバイルシェルターは、定住するためではなく
移動経験から球形にデザインされ、
すべての構成部品は移動中に調達される。

卵と飛行

飛行機能と安全な産卵と巣をデザインした結果、
鳥とその卵の大きさの比は種類毎に異なる。
ウズラの卵は小さいが、鳥と卵の大きさの比が鳥類の中で最大になる。
人間の大きさと住宅との大きさの比は、経済的格差で容易に変動する。
生存用のテンセグリティシェルターの直径は
最小限の重量と構造の相互作用から科学的に設定できる。

動物行動学的に、飛行と産卵の関係はモバイル性と住居との関係である。

操作主義的科学

経験にのみ基づいて思考すれば
純粋な操作から未知の現実でさえ類推または再現できる
シナジェティクスは、
思考の確実性の前提に潜む偏見を無効にする
操作主義的科学である。
バックミンスターフラーがベクトル平衡体とそのシンメトリーを発見するまで
25世紀間の思考の暗黒時代が存在する。

SYNERGETICS; RBF
Fig. 465.03 Rotation of Four Axes of Vector Equilibrium:

直観

昨日までの客観性にしたがった確実性が、
より鋭敏に変形し、加速度的に廃れていく時、
間違った作業仮説を排除する方法が形成されるとは限らない。
自らの経験を秩序化する方法は直観から生まれるから。

マイクロ波

惑星地球での人類の最初の生存方法は
動物と植物を食料にするテクノロジーだった。
現代の自然・科学博物館で見られるのは
最良のテクノロジーの大半が武器に費やされてきた人類学の歴史である。
一方、テレビの料理番組ではほぼ電子レンジを使う。
第2次世界大戦のレーダー開発時に、
マイクロ波による加熱現象を偶然発見したことが電子レンジの始まりである。

風と球面張力波

電磁気学的な波は全方法的に拡散する。
結晶構造と準結晶構造は全方向的に成長する。
球面張力波は全方向的に干渉する。
それらはつねに非同時的である。

共鳴テンセグリティ構造は、
非同時的な外力を固有振動数に同期させる。
さざ波のように絶えず押し寄せる球面張力波を
固有振動数に変換し
嵐で可視化される共振作用は半径の極めてスローな増減になる。

風による球面張力波のエネルギーが
3Way-Grid構造を共振回路に変容させる時、
テンセグリティシェルターは
風と共鳴することで自らをより非物質化しようとする。

SYNERGETICS RBF
Fig. 765.02 Stabilization of Three-Way-Grid Tensegrity Sphere;

動物行動学

自己教育システムが生得的に備わっているという考えは、
動物行動学から始まった。それから70年以上も経過したが、
自己教育システムを理解し実践している学校はまだ稀だ。
データの記憶力とパターンの発見力とを統合させる方法によって
子どもが子どもを教育できる内的システムを教師は容認できない。
学校は古い都市を漸次的に変えるシステムよりも変化しない。