構造の自律性(system autonomy)

強制と恐怖によって国家経済の安定化を図るために
宿主をゾンビ化する民主主義と
生活を安定させるために暴動を起こす民主主義には、
予め治安部隊が組織されている。
人々の自律性による権力の民主的な執行はほど遠い。
生命の先験的な自律性はあらゆる構造から周到に排除される。

宇宙の神秘

科学を成立させているすべてを教育することはできない。
用例に基づいた専門化された技術と科学的な公式に矛盾しない
どこでも再現可能な方法のみを教育できる。
科学的発見に導く宇宙の神秘は科学教育の対象ではない。
シナジェティクスの教師は学校にいないばかりか人格を持たない。

複製される螺旋体(Polyhelix)

捻れたリングまたは
表裏のないメビウスリングはDNAの複製には最適である。
DNAの複製システムが閉じたリングだから。
プランクトンの形態は
DNA自体が縺れないために効率的に伸縮する
エンドレスな円環構造の再現なのだ。

数学的原理は自然が包括する。

珪藻の螺旋またはメビウスリング状形態

DNA+RNA(D−Loop)

可視的な動的均衡

2018年は5月革命から50周年だ。
フランスの民主主義は、
外部に放射するエネルギーとの可視的な動的均衡で維持されている。
議席数はシステムの部分にすぎない。
その絶えざるリアルな動的均衡を失いグランチの支配する領土で、
無残に内部被爆するしかない不可視の現実は証明済みだ。

シナジェティクスの多頂点体(Polyvertexia)

他者の不注意よりは自らの不注意を見分けるには視点移動がいる。
さらに、間違いを発見する訓練方法から
間違いを発生させてきた社会的・歴史的な概念、
およびその形成条件への批判力は生まれない。
それは概念の牢獄からの脱獄に匹敵するからだ。
プラトンの多面体から
シナジェティクスが多頂点体(Polyvertexia)に変換するまでに
数千年が経過している。

ベクトル平衡体は、動的均衡のプロセスを可視化した最初の多頂点体(Polyvertexia)である。

SYNERGETICS RBF 1975

真実と事実が交差する網膜へ

超高精細4K・8KのTV映像は、現行の解像度の最大16倍で
すでに網膜の解像度を超える。
優れた解像度は真実を再現する度合いとは比例しない。
虚偽の追従者たちは美的で高価な表現手段を愛好する。
もはや映像は可視的な外部の編集ではなく、
真実と事実が交差する網膜への絶えざる剥離手段なのだ。

樹木のテンセグリティ構造

強風には、針葉樹よりも広葉樹や常緑樹が耐える。
葉の全表面積と無数の枝で風速を減速させながら
幹から分岐した小枝で外力を全方向的に分散する。
導管内の水分子どうしの間には凝集力が働いて導管内の圧力が上昇し、
導管師管が集合した束に圧縮力と張力の機能が形成される。


Les spectaculaires arbres tordus de Slope Point

手の主観

人生でうっかり経験される刺激または興奮を科学は主観として認識する。
シナジェティクスは、主観によって偶発的に獲得される特別な場合なくして
一般化へのプロセスを発見できないとするメタフィジックスである。
私が正12面体を5個の正4面体に対称的に変換するモデルを
アルミ管と連続した糸から発見したように、
シナジェティクスと科学の境界線は手の主観にあるからだろう。

正12面体は5重の正4面体に折りたためる 1981 梶川泰司
『コズモグラフィー―シナジェティクス原論』白揚社 2007 から引用  

不注意をより減らす教育システム

学校や家庭では不注意をより減らす教育を受ける。
しかし間違った理由から正しい事が為される唯一の方法は不注意にある。
数学の確率論では不注意は確率要素として特定される因子である。
不注意から科学的発見に遭遇するが
間違った理由から稀に正しい事を為す社会システムは政治家が独占している。

直観とマインド

シナジェティクスを変革してきた単独者の直観は
尊敬もなく他者に影響され続ける学習や訓練からではなく、
つまり、様々な公理と体系的な知識によってバックアップされない場合にのみ、
直観は単独者のマインドに受容される。
彼らは遠隔的で非同時的な対話によって孤立していない。
この事実を証明するための同時的な場所にいないだけである。