月別アーカイブ: 2007年5月

報酬

報酬への期待を仕事の動機とする人は、
あたりまえのように増加している。
つまり、パブロフの犬の条件反射の実験は人間でもよかったのだ。
最近、条件付けのモデル生物として、哺乳類以外の
ゴキブリでも成功することがわかった。

さらに、こうした条件づけでは協調性が
激しく損なわれることが人間を使った実験でのみ証明された。  Y.K

新しい家族

私の家には猫がいる。
うう、うに、じょじょ
の3匹だ。
みんな捨て猫だった。
傷ついた野ウサギの子が2日ほど家にいたが、
すぐに死んでしまった。

この増え続ける家族が
畑で遊んでいる時に、いつもの2羽のカラスが
彼らを襲うときの鳴き声で
誰かは遠くからでも分かる。

彼らの役目は、カラスも含めて
新しい家族の発展に参加することだ。

先日もキセキレイを自慢げに口に加えて帰ってきたばかりだ。
この災難にあった鳥こそは、天気のいい午前中など、
庭先の至近距離で年老いた家族をわざわざ
からかっていた鳥である。  
彼らほど、野生を学んでいるペットはいないだろう。
私だってこのごろは、散歩で集めた薪を誰よりも早く着火させ、
いつまでも焚火ができる。            Y.K

ユーザの興味

今日は友達からの投稿を引用する。

「庄原市の情報推進課および教育委員会の
これまでの過剰な権力行使に疑問を抱いた私たちは
情報公開制度も民主的に運営されていない可能性を感じた。
そこで信頼できるアルチザンとともに
「備北・市民オンブズマン会議」を結成した。

その3週間後に
「情報公開」 「庄原市」
の2つのキーワードでグーグルで検索すると、
以下の順序でヒットしてくることが確認された。」

「これは、私たちの基本的な IT技術ではなく、
情報の分類学的な目録化において決定される優先順序は
ユーザの選択した興味を反映している、と解釈できる。
情報の市場原理は、インターネットの検索システムに
期待して良い。

そして、そのことは十分に予測できていた。
検索タームとその順序は、ウェッブデザインの重要な動的な機能である。」
アルチザン・デザイン委員会

johokokai.png 大きい画像を見る

貨幣製造機のデザイン

ドル紙幣を他の国家が作ることは違法である、
と訴えているその国家が、
ホンモノの貨幣を発行する
貨幣製造機だけをデザインしているわけではない。 Y.K

「国が負う多額の債務と、民間の多額の負債によって生じる利息が、
われわれ国民の懐から銀行と保険会社に引き渡されてきたが、
その額は銀行家、不動産仲介業者
そして手工業的建設業界への利益誘導のために、
政府が緻密に立案した<貨幣製造機>である助成金
という名目で蓄積されてきた。
その助成金は、個人とコミュニティの利益のために
蓄えられたものではなかった。」         1972 RBF

非相互作用

そば屋のうどんよりは
うどん屋のうどんのほうが
まずかったり、
うどん屋のそばよりは
そば屋のうどんのほうが
好きだという
非対称性は存在する。

しかし、
そば屋がうどんをつくることで
うどん屋のうどんがおいしくなることはない。

さらに、
そば屋がうどんをつくることで
うどん屋のそばがまずくなることもない。   Y.K

   

ブログ嫌い

自分の生活を楽しめない人は
他人の生活と比較すればよい。
やがてブログを読むのが好きになる。

他人との生活を楽しめない人は
自分の生活に物足りないからだ。
やがてブログを書くのが好きになる。

どちらも嫌いになれば
自分の生活も
他人との生活も楽しんでいるだろう。    Y.K

カボチャ

天気の良い日の、夕暮れには、
私は焚き火をはじめたくなる。
焚き火でする、ダッチオーブンのカボチャの丸焼きは
最高のデザートである。
特にカボチャの皮でさえ甘くなる。
これを発見したときの喜びは忘れられない。
焚き火が止められない理由だ。

ただし50個食べなくては
最高のカボチャには出会わない。

これが、焚き火をしない時の理由である。 
人を見る目よりも、カボチャを見る目のほうがはるかに難しい。
今の私は、「あいつはカボチャだ」などど、たやすく言えないのである。  Y.K

半減期

放射性物質の放射能のもっとも長い半減期は
ウラニウム238である。
この半減期は、熱や圧力、そして
いかなる化学反応でも変えることができない。
地球上の物質が一度はどこかの恒星の物質であったなら、
われわれの肉体を構成する物質も
いずれ恒星・超新星として光り輝くことになる。

人間生活にもっとも多くの災いをもたらす
世界権力構造の半減期をなぜ計算しないのだろう。
少なくとも、この半減期をいかなる経済理論
でも変えることが不可能だからではない。      Y.K

専門分化

環境の危機
経済の危機
教育の危機、そして情報の危機などは、
専門分化にしたがって、危機自体が相互に分割されている。
危機は本質的にエントロピーであり、
各エントロピーの分析から、他のエントロピーは分析されない。
エントロピーの分析から、解決策はけっして生まれない。
それゆえに、個人はこのエントロピーに対して無力であると感じている。
この個人意識は、エントロピーの産物である。
この無力感は、専門分化とともに意図して作られたものである。

そして、専門分化の人類史を考察した哲学者は、
バックミンスター・フラー以外はいない。
『クリティカル・パス』の第2章にそのすべての考察がある。   Y.K

相補性

宇宙ではポジティブとネガティブが単独では存在しないように
つねに相補的な一つの存在(unity)を形成している。

人間の幸福には、それを打ち消すだけの不幸がつねに存在する
と考えられる人類は63億よりもつねに少ない。  
圧倒的に幸福よりも不幸が優位になった人類の人口は増大している。
明らかに宇宙の法則に反している。     Y.K

伝統

伝統は老婆に学んできた。
そして村々は過疎になった。
「必要は老婆に跳ぶことを教える」時代だ。
しかし、もう手遅れだ。
伝統には、グローバリズムほど予測的能力がなかった。
隅々まで、そして奥底までお金に束縛される時代を迎え入れた。  Y.K

都市と農村の交流のためのホットライン

最初の IP電話は、米ソ間のホットラインに使用された。
敵国の軍事的最高指導者に居場所を逆探知され、
ミサイルを発射されないためである。
いまでは 「ネット茶屋」から世界中の人々との
超無料のホットラインを楽しむことができる。
「ネット茶屋」を攻撃しているのは、地域イントラの行政担当者だけである。 

と書いたのはすでに3年前である。
このメッセージに新たに教育委員会を加えなければならない。

詳細は下記のブログでレポート
http://e-shokuju.org/ombudsman/

最初の IP電話は、米ソ間のホットラインに使用された。
敵国の軍事的最高指導者に居場所を逆探知され、
ミサイルを発射されないためである。
いまでは 「ネット茶屋」から世界中の人々との
超無料のホットラインを楽しむことができる。
「ネット茶屋」を攻撃しているのは、
地域イントラの行政担当者と教育委員会だけである。    e・食・住.org 

調和

思考を声にすることは
思考することとは異なっている。
考えること、語ることがすでに統合されているからだ。
そして、行動することがいつも残される。
この3つが調和するとき以上の
幸福はあるだろうか。
世界権力機構がもっとも恐れてきたのはこの調和だ。  

すべての個人は今暮らしている場所でこの調和を求めることができる。 Y.K
http://e-shokuju.org/ombudsman/

予測的ネットワーク

偶然や運命に依存するスピリチュアルな人々にはない能力に
予測的な思考力がある。
バックミンスター・フラーが半世紀前に包括的な産業ネットワークを
構築しようとした動機は明らかである。
そして、いまこうして卓越したネットワークをほぼどこからでも利用できる。

しかし、最初の動機は歴史から完全に忘れられてしまった。
でなければ、隠蔽されているにちがいない。
人々はインターネットの概念とテクノロジーは、
すべてアメリカの軍部が構築したと考えている。   Y.K

『最近私が講義をしているハーバード大学と他の大学の学生たちが
ワシントンへ出向いた。
彼らは下院議員と面会し、戦争と核爆弾の全面放棄を嘆願した。
議員たちは話をよく聞いてくれる素晴らしい人物であったようだ。

しかし、議員はこういった。
「これ以上苦しめないでくれ。
われわれはすでに大問題に取り組んでいるのに、
君たちはさらにより否定的になることを望んでいるのだ」と。

ただ否定的になるだけでは、なんの役にも立たない。
私は足を運ぶかわりに頭を働かせるように学生に忠告した。

しっぽも足も、われわれを導いてはくれない。
こうした理解から学生が行動のきっかけをつかめば、
われわれは問題に対処できるより現実的な方法がみえてくる。

そのうち、世界を全人類のために機能させる
包括的な産業ネットワークの構築が必要となるだろう。』    1962 RBF

最適化

「最適化」は科学者や技術者が好む言葉の一つだ。

そして、
戦争は、コンピュータを導入する前からもそして現在も
共産主義と資本主義における双方に共通した最大級の「最適化」である。

そして、
憲法9条を政治家が「最適化」する前に
すべての科学者と技術者がこの最大の「最適化」に関わらなければ、
世界権力構造は1日たりとも運行できない現実がある。

そして、
知的奴隷たちは楽天的(optimisitic)に最適化(optimize)されているので
自分が奴隷だと気づいていない。                 Y.K

老化現象

赤ん坊は九ヶ月かけて生きる準備を整える。
大人になって、生きるために九ヶ月もかけて準備するような仕事が
見あたらない場合、人間は年齢に関係なく、
確実に老いるようにデザインされている。
これは給料を貰っている仕事とは無関係だ。       Y.K

擬人化

世の中を甘く見てはいけない視点からは、
人類以外だれもお金のために働いていないシステムは、
とうてい説明できないだろう。

自然に抱擁され、恩恵を受けながらも
あまりにも未知で曖昧な存在ゆえに、
地球に優しく、などと
思わず擬人化せざるを得ない。
神を擬人化してきたように。

世の中を甘く見ればみるほど、
もう一つの封印されたエコロジー的現実に遭遇する。

畑や田んぼのほとんどの雑草を抜く必要がないにもかかわらず、
それをまっとうに実践できる農民は皆無だ。
自然農は、現実をより甘くみるための
農民がもっとも苦手とするテクノロジーだ。       Y.K

稀少生物データベース

<NPO法人 e・食・住.org>設立準備委員会(http://hibagun.net/)は、
神之瀬峡 自然ライブラリーのための稀少生物データベースプロジェクトを
立ち上げ、最近この1年間のライブラリーなどを公開した。
http://kishosei.net/
(農林水産省の都市と農村の交流をテーマにした、
平成18年度農村景観・自然環境保全再生パイロット事業に採択された。)

この委員会のすべてのメンバーは、互いに遠隔地に住んでいる
IT技術者のアルチザンであるが、既製のリモート技術を統合して、
稀少生物保護のために携帯GSPを使ったWEBシステム開発をした。

稀少生物の保護には、信頼できるデータベースの長期的構築が最優先課題である。
このプロジェクトは、都市から農村への定住促進からは生まれない。
都市と農村の交流において、都市部に住むアルチザンの機能は不可欠である。
                                 Y.K

贈与

金を貯めるためには、金を稼がなければならない。
これは見たところ平均的で、伝統的な方法である。
金を使わないかぎり、金は貯まらないシステムを理解しなければならない。
だから、金は水のように大地を移動しているのである。
平均的な奴隷たちは、湯水のように金を使える人たちをよく噂する。

しかし、よくみれば、お金は大地だけではなく大気のように
国境を越えて移動している。
その間、物理的に蒸発させるもう一つのシステムがある。
これは、「金は天下の回りもの」とは異なっている機能である。
これこそが、もっとも効果的に稼ぐシステムであるが、
経済学が大気流動圏を学生に説明していないだけである。
その代表的な経済学が贈与経済学である。

世界経済の主流はいまや贈与経済である。
有り余るお金を誰に与えるかである。
換金できない国債は贈与そのものである。
70年代以後この経済学の研究が、経済学者たちに
禁じられたことは奴隷たちには知らされていない。
これも金をためる2番目の効果的な方法だ。

そして、お金は、あなたの財布にだけは、凝結しないように
デザインされている。
時間給が1000円を超えられない人たちは、
贈与経済学を学ばなければならない。     Y.K

  

知性

哲学者バックミンスター・フラーのような超モバイラーを考察すると、
知性は移動距離に比例すると思う。

私の父は、生まれた場所から半径500キロ以上移動したことがない。
しかし、私が生まれるまで、50回も引っ越しをしていたらしい。
知性は、引っ越しの回数にも比例する。
私は父から、科学的数学的工学的に共通するモデリングの基本を教わった。
インターネットがあれば、新聞もテレビもいらないが、
モデリングを知ることにはならない。       Y.K

「戸を出でずして天下を知り、窓をうかがわずして天道を見る。」老子
                  

格助詞

世に出る人もいれば、
世を出る人もいる。

日本語の格助詞は、
現実(ロイヤルとリアル)の異なる定義には
不可欠だ。

ところが、
宇宙に出る人はいない。
宇宙を出る人もいない。

はじめから宇宙にいるからだ。
にもかかわらず、
宇宙飛行士たちは、宇宙に出たがり、
若者たちは、世に出たがっている。
概念の牢獄が、格助詞の使い方でバレてしまうほど、
格助詞には素晴らしい機能が備わっている。    Y.K

sense or money

お金を選んだ人は、さらに学歴も身につけようとしている。
学歴は収入と比例するという考えは、センスではないことは確かだ。

私の直観と経験ではセンスかお金かを選ぶのは25歳あたりまでだ。
そして、senseもmoneyも同時に叶えられるのは、ギャンブル(株も含む)である。
ギャンブラーにはひらめきが必要だ。
才能あるギャンブラーにとって、
科学者や数学者になる確率は低すぎる上にお金も期待できななかった。

ところが、もっとも基本的なベクトルの選択を後回しした人の中から、
科学ではなく芸術を志す人が登場した。
senseもmoneyも同時に叶えられる幻想から、
芸術大学とその学生数は世界的に増え続けている。

                         Y.K

田植え

田植えの季節がやってきた。田植えの前にはトラクターで田んぼを平らにする代かきが行われる。
衛星写真をみても、海岸部はひどく汚染されている。
http://sweb.nctd.go.jp/senmon/shiryo/nougyou/j/j-1/j-1-2/j-1-2.html#(6)anchor(秋田県大潟村の稲作過程の様子を参照)
河川から海岸部への泥水の流出が色彩変化から確認できる。

田んぼを撹拌するだけではなく、
除草剤などの農薬によって、一挙に源流付近からの河川の汚染は加速する。
この時期の河川の浄化機能は死に瀕した状態に近い。悪臭の原因だ。
高性能な浄化機能を備えた水性動物や植物にとって、
もっとも過酷な環境となる。

泥水の流出がまったくない田植えの方法は、
『自然農への道』(川口由一著、創森社)によって確立されている。
代かきという行為が存在しないからである。
本来、田んぼの水はつねに、多様な生物によって浄化されて透明であり、
稲の成長によってもっとも効果的に浄化される。

トラクターは、森林を伐採した後の広大で平坦な小麦畑を耕作するためにつくられた機械であり、
水稲には、不適切で高価な道具である。
(その重量だけで田んぼのシステムは破壊されている。)

経済的で効果的な真のテクノロジーが、トラクターのように
お金では買う前から既にデザインされていることに
無知だった時代は終わろうとしている。
高価なトラクターは大地だけではなく、農家の家計までもほぼ破壊した後に
はじめてわかりかけてきたのである。

そして、もう一つわかりかけてきたのは、
農業を持続させる真のテクノロジーを理解できる人は、
農業を生活費を稼ぐ手段にした人々ではないという事実である。
言い訳ばかりで自らの思考を声にしない農業専門家たちは、
この半世紀間、裏山に黙々と杉を植林した人々である。     Y.K

限界集落

限界集落という概念が90年代に作られている。
跡継ぎの確保が困難で、農村共同体の機能を次世代に受け継ぐことが
困難になった状態を意味するらしい。

ならば、地球村の63億もの人口過剰な状態は、
跡継ぎが多すぎる場合の巨大な限界集落である。

限界集落の定義は、もう一つの現実を何も説明しない。
水のない川に橋をかけると公約する村の政治家のような虚しい社会学言語だ。

それゆえに、合併後も人口5万人以下の農村部の政治家と
その地域を担当するメディアがもっとも好む言葉の一つになっている。  Y.K

エコロジー的優遇

自然の工場に派遣された優秀な科学技術者(MBAを含む)か労働者として、
朝から休みなく働いたとしよう。

92種のモジュールですべての生成を
制御しているその工場において、
その結合と解離の素早い、無駄のない動きの一瞬たりとも
模倣することすらできないばらば、
派遣されたどんな優秀な技術者もせいぜい夕方までに
一方的に解雇され、
すべての求人広告は無駄に終わるだろう。

自然の工場では原理の発見者以外はリストラ(再構築)され、
元の無人工場に復帰するだろう。
しかし、原理の数は無限なので、その発見者たちだけは定年のない仕事で優遇される。

それは、もっともエコロジーであるにちがいない。    Y.K

電磁誘導

千キロのドライブから帰ると、背戸の桜は散っていた。

春風がいっせいに新緑を誘い出し、
鳥たちもテリトリーを忘れて水浴びをしている。

緑の葉の香りが漂う満月の夜は、
めずらしく焚火を消そう。

それを合図に、森の獣たちも一緒に吠えはじめる。
夜風が吹くたびに、熾火が星々のように揺らぐ。

理由もない喜びに満たされる
この電磁誘導に逆らうことなど、
誰もできないだろう。

そして、この季節を虚ろにしか記憶できないのは
なんという疑い深い存在のなか。    Y.K