月別アーカイブ: 2010年4月

簡単な方法

強い興味を抱くがまだ未経験の実験は
何でもしたほうがいい。
評価されている社会的前例が
その実験の結果とは限らないから。
このもっとも簡単な方法には年齢がない。

より包括的

動的均衡は、
より包括的な概念で言い換えることができる。
シナジェティクスでは
「シナジー」、
東洋では「一粒万倍」と呼んできた。
シナジェティクス・モデリング
(例えば、正12面体=正20頂点体のトポロジー変換)
または原寸大の現実
(例えば、自然農で収穫された稲や林檎の名状しがたい香り)
で再現可能である。

林檎

「みんなと同じ事はしたくない」といって
表現を志す人はいるが、
宇宙の原理を発見した人はない。
宇宙は表現の対象ではない。
一つの林檎でさえ。

地球は富を必要としない。
地球はシステムを必要とする。
富はシステムの均衡の結果だ。
人間だけがシステムの維持に人間を必要とする。
ついに誰かの富は誰かの借金だ。

16歳のとき私は同じ夢を何度も見ていた。
その夢では暗い大きな森と向かう分かれ道でいつも躊躇して
やがて目覚めてしまう。
人の通らぬ道を選ぶ時の名状しがたい不安から
目が覚めるのである。
夢で道を選べれば、すべてが変わることも、
そして、森に入れば無意識が案内することも
私はなぜか知っていた。
しかし、理解したのはずっと後だった。

想像力

想像力は恐怖感をかき立てるが、
恐怖はつねに無知から生まれる。
われわれの環境のほとんどはこの恐怖感の産物だ。
例えば、人間が農産物の収穫に投入する
すべての化学物質。

最初の道

そこを歩く人が多いだけで道ができる。
ある日、原理が発見されるともう一つの道が見える。
そして、最初の道は最短ではなかったことがわかる。
しかし、原理を発見するための
独創的な方法やルールも存在しない。
地上のどんな最短ルートも原理に至る道ではない。