月別アーカイブ: 2009年4月

支持率

内閣支持率は首相の指導力に影響を与える。
一般大衆から気に入れられることが最も尊いことである。
こうして、ヒットラーも大衆から支持された。
そして、エコロジーの推進者になった。

早朝はストーブを全開にしている。
畑のまだ小さな雑草一面は、霜で覆われている。
空気と接触している物体の表面が冷やされることで、
空気中の水蒸気が氷の結晶になるには、
地表よりも水分を蓄えた雑草の若葉のほうが選ばれる。
晴れた夜の地表は主に赤外線を放射するので、地表は冷却される。
この放射冷却は、冷蔵庫の冷凍室のような
直接的な熱伝導による冷却効率の約3倍になる。
冷気は下降するが、
霜は、雨や雪のようには「降らない」。
霜は、大気圏外に向かって、大地が外向きにエネルギーを
放射することによって生じる。
霜を「しも=下」とイメージするかぎり、
「上・下」の概念で思考する世間から脱することができない。

生物兵器

鳥・豚インフルエンザや蜂の蜂群崩壊症候群も、
遺伝子工学による生物兵器である可能性があると言われている。
タミフルは、元アメリカ合衆国国防長官のドナルド・ラムズフェルドが
関与したアメリカのギリアド・サイエンシズ社が開発し、
毎年大量に生産されている。
モンサント社の抗生物質とダニ駆除剤は、
ミツバチのコロニーに使用され、
ミツバチを農業国に輸出しているのも事実である。
これらの関係は、コンピュータウィルスとそのワクチンの開発が
相互補完的なビジネスであることを連想させる。
インフルエンザはいまや大気中を漂う目に見えない第2のダイヤモンドだ。
自ら増殖する兵器に工場は不要だ。
しかし、インフルエンザの遺伝子工学であれ
蜂の免疫システムの低下であれ、
たとえそれが人工的な生物的・化学的な操作だとしても、
これまで自然界に存在しなかった組合せを、
自然は受容したのである。
そして、この科学的事実によって
新しいビジネスがこれまで存在していなかった部門で
利益を上げていることも事実である。

知性的

学生は、論文やレポートを書くとき、
他人の思想について思考する訓練を選ぶ傾向がある。
この方法は、知性的に見える。
実際、もっとも利用されやすい個性になる。

自然交配

ロバが旅に出かけて、
馬になって帰ってくる方法は3通りある。

高速道路を1000円または無料にして、
移動経費をより軽減するエコカー(ハイブリッドカー)を
補助金付きで販売する。

ガソリン税を安くして、エンジン形式を変えないで、
実質的な燃費を良くする。
(しかし、だれもエコカーを買わないだろう。)

ディーゼル・エンジンの燃費と排ガスを改善する。
(フィアットのトラックの最新のエンジンは高速でリッター13キロである。)
もともとピーナツオイル(植物油)で走行するように
デザインされているディーゼル・エンジンは、
ハイブリッドよりも基本的にサラブレッドなのである。
自然交配でなければサラブレッドとして認められないからだ。

分別智

分別がある人は、
自分を世に適応させるタイプと
世を自分に適合させるタイプとに分別できる。
常識は前者から、
進歩は後者のタイプがいなければ成功しない。
両者は、
自己と137億光年の宇宙のかかわりとは無関係だ、
という見方は、分別智ではない。
シナジェティクスが、
教育プログラムから除外されているのは
20世紀までの分別智にすぎない。

派遣の起源

派遣社員を派遣する会社でさえ、
歴史的には、
大英帝国が経営する東インド会社から「派遣」されてきた。
(経済学者マルサスや科学者ダーウィンは、
この最初の有限会社に雇用された。)
たとえば、
アメリカ合衆国は、最大の派遣会社である。
実際、社旗と国旗は、
同じロゴマーク(13本の赤と白の横縞のデザインで、
後の合衆国の星条旗)で統一されていた。
初代支店長は、ジョージ・ワシントンである。
他国の新しい経済のただなかへ入り込んでいくための
もっとも効果的な手法として、
「派遣」が確立された。
「派遣」には、将来の開戦の正当性や大義を
強欲に主張できる法律家資本主義に変貌させるための、
「覇権」のシナリオがある。

思考方法

考える方法を知らないなら、何を考えても同じだ。
モデリングは、最良の思考方法である。
モデリング言語の翻訳だけは、
つねに経験というユーザ辞書に依存するから。