月別アーカイブ: 2012年3月

仮定法過去完了

瓦礫と一緒に放射性物質を焼却したら
ウラニウムやプルトニウムを回収できるなら
東電は直ちに瓦礫と土壌を一カ所に集めていただろう。

幸せな孤立

不確実で安易なものを求めた結果
確実な土や空や空気を数世紀分も失ったが
群れずに自然につながることができるのが
真のテクノロジーである。
この幸せな孤立を許さないテクノロジーは
まだ不完全だ。

既製品

教師や両親が薦める職業に憧れ
理想とする人生を達成しようと努めるが、
それらはすべて量産された「思考形式」という
既製品の組み合わせからできている。
信念すらリサイクルされた既製品である。

理由vs動機

理由を知らなくても
いろんなことができる人間よりも
いろいろなことをするが
その動機を決して言わない人間のほうが知的だ
と思う社会を作ってしまった。
もちろん社会こそ
理由も動機も決して言おうとしない。