時は過去にも未来にも行けない。

嫌なことをしている時は、
時が過ぎることばかりを考えているか、
あるいは、時を騙すアプリに騙されている。

楽しい時があるのではなく、
時は楽しいことが好きなのだ。
時は過ぎていくばかりで、
時は過去にも未来にも行けないから。

好きなことをしている時、
時は、時が過ぎるのを忘れてしまう。


バックミンスターフラーの「真実、美、対称性、自己」

蕎麦の内部と外部は、2重の正四面体で覆われている。

人類の標準(ノーマル)は変容する

自己以外のすべてから
自己を形成するための
原子と分子を統合する
重さのない情報がやってきた。
 
自己を含む宇宙に一時的に設定する
人類の標準(ノーマル)は変容する。
XYZ座標でさえ。 

分割数と角度を最適化し、
振動する宇宙に標準は存在しない。

浮遊する都市 バックミンスター・フラー 1972

共鳴テンセグリティモデル 制作 シナジェティクス研究所 梶川 泰司 

共鳴テンセグリティに相似する生命の「構造とパターン」

シナジェティクス研究所のオリジナル教材

テンセグリティとは、
システム自らが構造の破壊を回避するために
圧縮材のみからなる連続性を自己放棄し
純粋な相補的な圧縮力と張力の相互作用を
はじめて視覚化した真の構造である。

破壊の危険性を回避可能な唯一の方法は
圧縮材を互いに不連続にするという発見にあった。

互いに連続する張力的結合によって形成される
放射力と重力との動的な均衡状態から
これまでの力学概念では記述できない「柔軟な強度」が生まれてくる。

絶えず振動するテンセグリティ構造は
「角度と振動数」から形成されている。

30-struts Tensegrity
90-struts Tensegrity
120-struts Tensegrity
https://www.tensegrity.jp/items/9185361

テンセグリティは、最適化された構成要素が互い合流した状態

圧縮材のみのエンジニアリングから柔軟な強度は生まれなかった。
テンセグリティは、最適化された構成要素が互い合流した状態にある。

この木製丸棒の素材からは、この分割数でほぼモデリングの限界に達している。
張力材の限界からではない。

270-struts Tensegrity model

世界にはある場所にしか生まれないものがある。
1981年の最晩年のバックミンスター・フラー研究所には
美しい270本のテンセグリティがあった。
その数学的無限性の物質化が私のスタジオで再現された。
シナジェティクスとデザインサイエンスが合流する場所に。

カーボン張力材による共鳴テンセグリティ900g 直径90cm

浮遊する閉じたテンセグリティ球

連続する張力膜によって、閉じたテンセグリティ球を形成する。
内部をより空洞化させる構造は、敵から受けるどんな衝撃に対しても、
不連続モジュールを全方向に共振させ、外力を分散しやすくする。

この構造を構成する不連続な圧縮材は、
すべて放射状の正四面体のトゲである。
軽量化と強度、防御と攻撃を矛盾なく解決したテンセグリティ球である。

無数のテンセグリティ・モジュールから構成されているハリセンボンは、
鱗が刺状の正四面体の圧縮材に進化したのだ。
動くテンセグリティ構造として、構造を脊椎にのみに依存していない魚に、
防御と攻撃の機能が生まれる。
人類の住宅は、気候変動に対する防御が不完全である。

テンセグリティを構成する圧縮材は不連続であるが、
連続的なネットワークで統合され閉じている。

90-struts Tensegrity 制作 シナジェティクス研究所

ハリセンボンは、無数のテンセグリティ・モジュールから構成されている。鱗が刺状の正四面体の圧縮材に進化したのだ。動くテンセグリティ構造として、構造を脊椎にのみに依存していない魚に、防御と攻撃の機能が生まれる。人類の住宅は、気候変動に対する防御が不完全である。

参考
https://ctseibutsu.jp/ex/porcupinefish.html

星々の「タイムラグ」

夜空も星々の「タイムラグ」で満たされている。
この無数のタイムラグは、宇宙の秩序を形成している。
テンセグリティの共鳴作用は、
断続的な外力と内部の分散機能との「タイムラグ」の統合から生まれる。
短命な微風からでさえ、
テンセグリティは自らの固有振動数に目覚める。

より分割された遠隔的植民地

イルカが逃げるときは水中よりも空中にいる時間の方が長い。
人間は分散すべき時に互いに遠隔の自宅にいる時間の方が長くなった。
テレワークは「分断と統治」の新しい形態である。
より分割された遠隔的植民地はより拡大する。
個人が主体的に移動しながら仕事するテクノロジーをまだ所有できていない。

シナジェティクス原理とそのモデル群

シナジェティクスの講義用のオリジナル教材の種類は、すでに100種類を超える。
それらは例外なくシナジェティクス学の探究の結果として発見されたモデル群である。
教材は目的ではないが副産物でもない。原理の副産物は存在しない。
真の機能の副産物はシェルター(生活器)である。

遠隔シナジェティクス・ワークショップ入門講座 第2弾 
2020年8月1日(土)「共鳴テンセグリティ・基本モデル」

開催日:2020年8月1日(土) 13時から3時間程度(モデル制作と講義)

私は、「純正・共鳴テンセグリティの基本モデルキット」(6struts-Tensegrity model)をデザインした。
このモデルは、正20面体を基本としてデザインされる。

10歳以上の子どもが遠隔で再現できるテンセグリティの基本モデルである。
共鳴テンセグリティの最小ジョイントのノットデザインは「海の民」の発明だ。
究極の物質化は張力ネットワークにおけるノットの対称的な空間配置にある。

Transformation of Six-Strut Tensegrity Structure (SYNERGETICS 1975)
©Buckminster Fuller

正20面体に内在する正五角形の対角線がこのテンセグリティの圧縮材の長さであり、正五角形の稜線の黄金比となっている。
実際の6struts-Tensegrity modelでは、張力によって3組の平行な圧縮材が綺麗に構成できるはずであるが、
その厳密な平行な状態は、3D CADの空間だけに終わる。
間違った張力材の使用によって、部分と全体の関係の調整がほぼ無限化するジレンマに陥るのである。
張力材にゴム紐や釣糸を使った偽テンセグリティは世界中に蔓延している。

2点間距離を可能な限り維持できる物質は彫刻家のスネルソンが採用したステンレスワイヤーでもない。
その10倍以上の張力に耐えるのは炭素繊維からなる超軽量の素材だけである。
テンセグリティの張力ネットワークは、より伸度の低い素材が求められる。
ステンレスロープの伸度は5%、炭素繊維ロープは1%であり、300%を超えるゴム紐は明らかに不適切である。

共鳴テンセグリティ・入門新モデル」の荷重テストでは
書籍4冊の全荷重約5kg、最大12kgまで破断しないカーボン張力材からなる純正モデルキットは
誰でも短時間で組める。

10mの高さからの落下でもバウンドする。シナジーの実在は実験から始まる。

部分の特徴や働きから推測できない全体のシステムの働きは
テンセグリティモデルの組立過程での飛躍的統合現象によってはじめて理解できる。

テンセグリティはシナジーだとしても部分と全体を再生する自然の一部にちがいない。
自然は身体の宇宙を統合し、シナジーが自然を統合する関係がテンセグリティに投影されている。

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