月別アーカイブ: 2005年7月

動物、岩石や植物とのコミュニケーション

しかし、今のインターネットに見られるハイパー言語による階層化では間に合わないに違いない。そもそもコミュニケーションの定義が狭すぎるからだ。動物や植物あるいは岩石とのコミュニケーションのアプローチを垣間見るだけで、社会性が希薄になるような現在のコミュニケーション段階からいつどのように移行できるだろうか。動物、岩石や植物とのコミュニケーションは、いまのところ主観性に委ねられている。あるいは宗教を除いて、過剰な擬人化として批判されている。動物、岩石や植物とのコミュニケーションなくして、少数民族に見られる薬学のシナジーの体系化は存在しなかったはずだ。

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要塞的段階

ところが端末機という概念がイントラでは未だ生き残っている。端末とエンドユーザとは本質的に異なる。FTPやメールが送受信できないなどの制限付きのイントラは、球状グリッドのインターフェイスとして見た場合、情報に対する概念デザインが、要塞的段階にある。これがシステム管理以前の重大な機能不全を引き起こしている。なんという無駄使いだろう。1965年に生まれた相互リンクのテクノロジーは、電子的直接民主主義的コミュニケーションの最初の萌芽であるが、この手法をもっとも遠ざけたいのも行政システムである。あるいは教育システムである。終身雇用が解体されないように。

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ハイパーテキスト

教育であれ行政であれ21世紀のウェッブサービスに関しては、球状グリッド(=ネットワーク)なくしては存在できないし、経済的でもない。個人がPCを購入して手にする機能とグリッドとの新しい関係は、最近では「トラックバ ック」として馴染みがある。1965年にハイパーテキスト理論が誕生して40年が経過して、相互リンクのテクノロジーが短時間に日常化した。

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