投稿者「e-shokuju」のアーカイブ

非常事態の曖昧な贈与で個人を支配する時、

給付金とは、公の機関などが金品を与えること。
支給金とは、役所・会社などが、
それに属する者に金品を払い渡すこと。
社会が個人を支援する場合は、
支援金(Support money)であるが、
日本政府は、給付金と言い始めた。
曖昧な贈与で個人を支配できるが故に、
計画的で明確な支援金のない
ウイルス戦争はより長期化する。

ウイルスの目的は、贈与と交換できないほど純粋だ。

二重の脆弱性

感じたことをいかに隠せるかを
学ぶのは、早い時期だ。
本に書いてあることや人の考えをを
いかに自分の考えとして表現する技法を
習得することはそれほど難しくない。
この二重性が群れとして生存するための
条件反射から形成された場合の、
生存システムの脆弱性が再び世界に伝わるのだ。

近代化されなかった150年の歴史が
白眉に晒されても、
尚も脆弱性が変化しない現実に
「私は期待しない」と言えるのか。

『ニーチェの馬』監督 タル・ベーラ

安全装置(fail safe)はインストールされていなかった。

安全装置(fail safe)は、
自分の間違いや失敗を認めた時に、
未然に相手の損失や破壊を完全に防ぐための現実的方法を
システム自体に含ませることを意味している。
人類の生き延びるための安全装置は、
軍事基地を除けば
意図的に消滅させられる前に
どこにも装備されていなかった。

『ニーチェの馬』監督 タル・ベーラ

テンセグリティは反建築的な非結晶構造である

膨大な利益確保のためのエネルギー資源の輸送を
閉じた「パイプシステム」や、
局所的な地域ごとの電力ネットワークで独占する国家によって認可される
住宅・都市建築と全面的に対立したバックミンスター・フラーは、
建築家として振る舞うことはなかった。
実際、彼は建築家のライセンスを持たなかった。

1927年、フラーの創始したデザインサイエンスは、反建築的である。
フラーはシナジェティクスによって
時間を排除した幾何学主義を批判すると共に、
反建築的な非結晶構造であるテンセグリティ構造を発見した。
共鳴作用によって、均質で等方性でありながら
構造の飛躍的な剛性と強度の増加をもたらす。

ニードルボート(高速カタマラン) バックミンスター・フラー
アメンボウのように風で水面を滑走する。船内を持たないヨットである。

21世紀の安全装置(fail safe)

生存に必要なものは、空気、水、食料、エネルギー、住居である。
その順の欠乏から死んでいく人々を見て住居はもっとも後回しにされ、
その逆順の高額な支出によって人類は見事に順応した。
人類の生存のための21世紀の安全装置(fail safe)は、
もっとも高額である。

惑星地球を支配する政治経済のグローバリズムは
ウイルスのネットワークシステムほど一般化していなかった。

惑星地球の大気圏のGlobal Circulation

生存への直観

学校が再開されることを望む両親の意見は想像できるが、
こどもまでそれを望んでいることが理解できない。
こどもの「学校へ行くほど、バカになる」生存への直観は
どこへいったのだろうか。
裏庭の福寿草は、朝夕太陽光に応じて開閉する。
その理由をこどもが発見する前に、
彼らは花弁を使って太陽光を花の中心に集め、
その幾重にも重なった花弁の保熱システムで
昆虫を誘引している宇宙は、学校から分断されている。

福寿草の花弁の保熱システム
昼となく夜となく、遠赤外線を放射する。

不足しているテクノロジーの開発方法

パンデミックの発生によって、
生存に不可欠なエネルギー、食料、住居だけでは不十分になった。
ワクチン開発に必須な実験用コロナウイルスは
身近な感染者からではなく
世界的な各微生物研究所から販売されている。
不足しているテクノロジーの開発方法さえも自然から提供される。
人間はウイルスの遺伝子を解析できても
まだウイルス自体を複製できない。
ましてその起源と目的を理解することは出来ない。

コロナウイルスのスパイクを構成する
タンパク質はテトラ状の螺旋構造

真の欠損(defect)

パンデミックによって、予測より全体的に分断し欠損する。
超専門分化は、より細分化された部分に対する予測能力であるが、
部分を統合させる場合はより無力となる。

超専門分化よりも、より統合する方法によって、
自然、例えば原子核においては
質量欠損(mass defect)が生じる。

真の欠損(defect)とは、統合力(integrity)の現れである。
統合力は分断された部分には存在しない。

SYNERGETICS RBF 1975
構造とパターンには秩序が生まれ、質量欠損(mass defect)が生じる。

全方向の非同時的「パンデミック」

コロナウイルスは自らを首尾良く複製できる
自然システムによって生存する。
地球経済システムを運営する少数の指導者の思考方法によって
コロナウイルスを「敵」として考える大多数が複製されているが、
コロナウイルスは人類よりも先に
惑星地球に降り立った先住者の可能性が高い。

人類の加速度的な人口増加に未知の方法で対処する
この自然システムは、
人類によるこれまでの敵の殲滅方法よりも、
遙かに効果的に持続しはじめた。
全方向の「パンデミック」こそ彼らの存在理由かもしれない。

‪パンデミックのギリシア語源は、「全方向の人々」を意味する。‬
‪「παν(pan, 全て)+ δήμος(demos, 人々)」‬
‪全方向はグローバリズムによって分断され剥奪された思考方法である。‬
‪パンデミックを実践するためには、思考方法だけではなく、
全方向の統合性において優位でなければならない。‬

コロナウイルスは指導者もネットワークシステムも、
イデオロギーも、そして変動する株価を必要としない。
彼らは対称性に富んだ構造とパターンに棲んでいる。

「SYNERGETICS」 バックミンスター・フラー 1975
球面上の最小の三角形が有する3つの稜線は
最大の地球表面を囲むことができる最大の三角形を形成している。

削除された「時間とエネルギー」

微生物は、発酵と腐敗の役目で分類可能だ。
生物としてのウイルスは、
工場設備やネットワークを破壊しないで産業構造を破壊できる。
しかし、人類の長い「通勤と通学」の習慣を短時間に破壊して
膨大な「時間とエネルギー」を削除できる。
この削除された「時間とエネルギー」は、
個人が所有すべき富であった。
ウイルスの起源でさえ未知であるそのウイルスの進化と変容によって
これまで意図的に奪われていた歴史が見えはじめた。
在宅学習と在宅勤務によって、明らかに石油消費は激減している。
通勤に高価な負担を強いられた自動車も不要になる。

人類の「暇」は、「時間とエネルギー」を変換した富の一部である。