服従と強制のシステム

他人に利用されて時間を無駄に生きる経験から
他人を利用して時間を有効にする経験を
自慢する人間を生む
永久に果てない格差システムを考える時である。
派遣労働が
より微細でより計画された調節の企てから
生まれたにしても
搾取と強欲に染まった幻想が
システムを動かしている。
搾取される側と搾取する側が
同じ幻想を共有するように。