月別アーカイブ: 2016年11月

環境デザインの秘法

アルチュール・ランボーの詩を
学校で学ぶことを拒否できるように
シナジェティクスを学校で学ぶことを拒否できる。
まちがった刷り込みを拒む自由は
重要な自己のテクノロジーである。

なぜなら、シナジェティクスをマスターした人は
けっして現在の学校の教師にはならないからだ。

アンチ・プロダクトデザイン

デザインサイエンスから学んだことは
経験の目録全体が同じでも、
経験を系統立てて述べる方法は絶えず少しずつ変化し、
思考過程に他者が参加すれば、常に自発的な思考が継続できることにある。

デザインサイエンスとプロダクトデザインとの違いは
すべての方法は目的意識(=know why)が先行することにある。
デザインサイエンスに、プロダクトデザインコースは存在しない。

自分が関与したい領域のすべての知識と手法(=know how)を学んでから
目的を達成するデザインを形成することが
もっとも効果的だと思考する疑似<システム>は
シナジェティクスにも存在しない。

シナジェティクスは幾何学ではない

幾何学を学んで、
動力学的なシナジェティクスモデルの運動の分析は
困難である。

シナジェティクスは幾何学を基盤とするのではなく、
生命科学や核物理学を基盤とする包括的科学である。

例えば、テンセグリティは、原子核構造から生まれ
原子核構造モデルそのものである。
さらに、テンセグリティ理論がなければ、
細胞の働きも細胞の構造も理解できなかった。

階層構造

シナジェティクスにおいては、可視的な形態と不可視の概念との関係が
それまでの構造を革命的に変えてしまった。

この構造的変化(シンタックス)のため、言葉と観察方法に対して、
今まで到達不可能であったモデル言語が誘導され、転位し、さらに翻訳され
遂に数字と形態の間に新しい相互関係が発見され
階層的な序列構造が露わになった。

それは幾何学とはほど遠い領域(=『コスモグラフィー』)である。

コスモグラフィー(=シナジェティクス原論)再考

シナジェティクスに対してある距離を置いて
デザインサイエンス・プロダクトでフラーの概念を複製するような関係を求めている人々、
つまり、バックミンスター・フラーに距離を置いて複製するだけの人々に、
発見されるシナジェティクス言語のモデル化の収穫の経験がないまま
シナジェティクスを直接的に探究する代わりに、それについて語るばかりか、
デザインサイエンスについて批評する人々に、
コスモグラフィー(=宇宙形態論)は期待できない。

コスモグラフィーなきシェルターに、物理的な有用性も概念の永続性もない。