月別アーカイブ: 2009年12月

オリジナリティ

自然は人間にも原理を理解させるように
原理を美しく単純に作ったが、
自分のアイデアが他人のアイデアよりも優れているという
オリジナリティを優先するかぎり、
原理の発見には至らないものだ。
これも科学的原理だ。

実験

失敗しない方法は実験しないことであるが、
実験すればするほど、失敗が上手になる。
核実験でさえ、ほとんどコンピュータによる
シミュレーションである。
設備が不要でもっとも簡単な実験は
思考実験である。

知的爆発期

学んでばかりいると、理解しなくなる。
理解すると学ぶ必要がないことを・・・
10歳までの知的爆発期に
シナジェティクスを学べなかった人の
人類の教育コストは最大になる。

朝焼け

朝焼けを見ると
何も考えないことを考える。
太陽光にはつねにデフォルトに
リセットできるエネルギーがある。
昨日の自分と同じである必要がないように。

無化(zeroize)

料理がまずい場合は、食材だけではなく、
作り方にも原因があると考えられてきた。
本当の原因は会話がないからだ。
つまり、
自己との会話、
あるいは生得的な自己教育の最小限のシステムの欠如。
自己のテクノロジーは家庭科では教えない。
まして、
科学テクノロジーからも学べない。
権力テクノロジーが抑圧以上に
それを圧倒的に無化(zeroize)してきたからだ。
男たちが黙って食事をする習慣を
なぜ男の威厳に仕立ててきたかにも応用できるだろう。

自己愛

若者も貯金を始めた。
長生きする努力は、
自分をより好きになる傾向を生む。
それでは戦争できなくなる。
彼らの貯金を奪う方法こそが
資本主義だ。

秘訣

あらゆるケースに適用可能な人生の秘訣はないだろう。
しかし、自然の原理はあらゆるケースに適用できる。
自然は秘訣を必要としない。

ドメイン

世界は真っ二つに分かれている。
共産主義と民主主義に。
と資本主義は主張している。
世界は共産主義と資本主義に分割され続けているとしても、
たった2つしかないドメインでさえ
だれも選べないで生まれている。
次に、
宗教のドメイン数に次いで、
国家のドメイン数、
そして企業のドメイン数の順に増えるが
これらの選択肢は
より増えるようにデザインされている。

ゼロの発見

久々にカレーとインドビールを注文した。
会計時に厨房から出てきたコックさんが
慣れない手つきで食事代の総計2880円を計算した後、
私が受け取ったおつりが同じ2880円だったので、
私は即座に「逆だよ」といった。
慌てた彼はすぐにレジのそばの電卓を手にした。
私はもっと驚いた。
その総計をゼロから引き算する意外な操作を見たからだ。
マイナス7120円。
その数字をおつりとして私に支払った。
インド人は純粋なゼロの概念の教育を受けている。
無はカレーのようにスパイシーだ。