月別アーカイブ: 2010年2月

単純な理由

生活費を稼ぐ手段そのものが
しばしば人を欺いて生きることを
肯定するようになるまでには
単純すぎる理由がある。
グランチという見えない巨人の戦略的な特権は、
経済ゲームでの得点の価値基準を気まぐれに
一方的に変えることにあるが、
その特権以上にひとを欺くことはないだろう。
ゆうちょ銀行の口座の最後の現金は、
アメリカ国債に消えたのである。
民主主義は、金融資本主義のために、
その金融資本主義は、
軍隊によって守られている。
その軍隊を指揮する表向きの指導者には
ノーベル平和賞という勲章が用意されてきた。
この単純な理由は、
計画された経済恐慌をも説明できる。

酵母vs麹

小麦を酵母と塩で発酵させるテクノロジーと
お米を麹だけで発酵させるテクノロジーがある。
ついに郵貯預金を米国債で運用させたのは前者の文化だ。

フランスパン

フランスパンは涙とともに
パンを食べた人が考えた。
酵母菌は、砂糖なしでも
塩分があれば雑菌が繁殖しないでゆっくり発酵する。

いまや、事実には見えない翼がある。
つないでおくことは難しい。
原理にはリンクという翼がある。
繋がっても互いに矛盾しないで羽ばたける。

第3国定住制度

現在の世界の難民は1000万人以上である。
難民キャンプの難民を、他国が受け入れるこの制度は、
難民を自律させて定住させるためである。
この制度は、人間を定住させるほうが幸福になるという
信条に基づいている。
すべての都市は、
人々が自由に移動したから形成されたのである。
豊富な正しい情報に基づいた選択肢があれば
人々はますます定住しない傾向にある。

目的論

自然は自然を模倣も表現もする必要がない。
シナジェティクスの使命は、
自然を表現することではない。
自然を発見することだ。
科学者ではない
国家に雇用された科学史の編集者たちは
人類の目的について沈黙してきた。

考えすぎても、
人間は臆病にはならない。
臆病に考えすぎるだけだ。
つまり、
大胆に考えすぎても、
人間は大胆になれない。
考えることに、
頭が強いか弱いかである。