月別アーカイブ: 2010年6月

失望

自ら考えたアイデアからどんな実験もする価値がある。
モデルはこの実験に含まれる。
自ら考えた概念に興味があるなら、
結果を理解されなくても
けっして失望してはいけない。
失望は貨幣のように負債毎に発行されているから。

2種の「分離と統合」

テンセグリティでは圧縮材には圧縮力、
張力材には張力しか機能しない。
一方、大黒柱」はその両方をつねに受けているのである。
テンセグリティの圧縮材はより軽量化された「大黒柱」ではない。
増加する自重を大地に流す以外の方法で、
もっとも重要な唯一の「大黒柱」は構造を統合することはできない。
テンセグリティは「力を視覚化」する形態ではなく、
圧縮力と張力の作用の純粋な分離によって
その新たな相互作用における反対称的な張力的統合の優位を
最初に視覚化した原理モデルである。
こうして
自然を再現できないすべての「大黒柱」は
テンセグリティの発見とともに失業しているのである。
しかし、政治経済における分離と統合では、
けっして唯一無二の「大黒柱」を否定しないのが、
すべての「権力構造」の特徴である。

個性

すべての個人の経験は異なっている。
違いは形成されるまえに与えられている。
もしこの違いが与えられなかったならば、
完全性は試行されないだろう。
まして宇宙とは調整不可能だ。

理解

実践する情熱は理解から生まれる。
それは他者との競争心からは生まれない。
理解する情熱は、
自己の能力を証明する時に生まれる。

野菜

野菜を有機農業、無農薬で栽培しても
植物の成長は無機質で制御されている。
無機質は土壌中の微生物によって
植物の根が吸収できるイオン(=水中に溶け込んだ無機質)に変換される。
つまり、微生物が無機質に分解するからではなく、
イオン交換されてはじめて水に溶ける。
その微生物の働きは
ほぼ雑草と昆虫を制御している。

野菜よりも雑草のほうが、
そして
動物よりも昆虫のほうが
昆虫よりも
微生物のほうが
種類と数が多いからだ。
そして
それらすべては
水によって制御されている。

螺旋

螺旋には2種類ある。
蚊取り線香のような渦がスパイラル(spiral)であり、
縄やDNAのような3次元的な捻れがヒリックス(helix)である。
負のスパイラルやデフレ・スパイラル(deflationary spiral)
と呼ばれる経済予測は
株価の上昇と下降という概念のように
未だに2次元的な世界像に支えられているが、
優れた道具や生き物は、
3次元的なヒリックス(helix)を採用してきた。
自然は3次元的な捻れに関する「構造とパターン」を
完全に非物質化しているのである。

ダイエット

生きるためには食べなくてはならない。
20世紀後半から
より食べない努力をしない人は
肥満の恐怖を抱くようになっている。
しかし、残りの人類は
まだ飢餓の恐怖から逃れていない。

テンセグリティ・シェルター(生活器)

人間が使用したい新しい構造物で起こることは
すべてシナジェティクスモデルで生成される。
1960年代にテンセグリティを最初に理解した人たちが
大気圏外に限定していたのは
重力に対する恐れからだった。
もしこのシナジェティクスモデルが真に包括的に理解できているなら
裏庭にインストールしたテンセグリティ・シェルターに居住できるだろう。
この裏庭は、最初の無線、無管、無柱、無軌道のステーションである。

非共鳴型思考

テンセグリティにとって無秩序とは
過剰な応力による構造とパターンの破壊ではなく
その静止状態である。
テンセグリティにとっては苦痛に満ちた
この非共鳴状態を
人間は住居空間に求めてきた。
そして、大黒柱とその不動性に潜められた
父性を殺せないでいる。

デフォルト教育

だれも実行するように助言しなかったか
実行する方法が見つからなかった場合にのみ
実行すべき自分自身の道が見えるならば、
真のオリジナリティはけっして教育できないだろう。
だれも水素原子や炭素原子を教育できないように。