月別アーカイブ: 2012年11月

服従生活

放射性物質に服従することは
いづれ暴力の原因となる。
このまま企業や国家権力に対する新しいタイプの服従が
続いてやがて癌が多発していく調査データを
医療専門家たちが医療行為を装いアメリカの核武装組織を構成する
財団法人放射線影響研究所(RERF)に提供しているかぎり、
復興予算で遂行された今回の長期的な調査研究結果は
ヒロシマ・ナガサキのデータが公開されなかったように
ふたたび国防のための放射線影響の基本データとして利用される。
このような被爆治療にはまったく無関心な研究調査は
いづれ暴力の原因となるに違いない。
大多数の市民が国家と超専門分化へ服従すればするほど
こどもの放射性物質への服従生活を
放射性核物質の半減期よりも長くしているのである。

続)シナジーvsハイブリッド

有限な地下資源から変換する
もっとも危険なエネルギー生産手段を放棄するためには
これまでのように発電したエネルギーを
バッテリーで保存するよりも
主に水素エネルギーで保存する方法革命が
これまでの方法を短期間に退化させて
人間をもっとも発展させるだろう。
水素は宇宙のどこでも
もっとも豊富なシナジー型元素だから。

シナジーvsハイブリッド

ハイブリッドは加算的複合であり
シナジーは相乗的融合である。
例えば、水は水素と酸素の加算的複合ではないように
シナジーとハイブリッドとの相違を認識できるのは
化学的なアプローチだけではない。
雑種はハイブリッド(Hybrid)の日本語訳であるが
異なったシステムを加算させた生命体ではないように
生物機能の発現において
異なった機能を加算させる生命は
これまで発見されなかった。
シナジーはけっしてハイブリッド化しない。

続)落葉

人間の発明も
南半球よりも北半球のほうが多いのは
寒冷による凍死の危険性からだ。
危機的な環境の変化に機敏に適応するために
われわれはどのような生産手段を放棄し
何を発明するのだろうか。
日本権力構造は環境の変化に機敏に適応できなかったからこそ
何も放棄しなかった。

落葉

植物は成長に適さない環境の変化、
例えば乾燥や寒冷などの環境の変化に対応できなくなると、
最初は葉を小さく、あるいは厚くするという戦略を採用する。
それでも適応できない場合は、最終的に葉をすべて放棄する。
植物は重要なエネルギー生産手段を放棄すると同時に
エネルギーを保存する方法を発明したのだ。
北半球の寒冷地でも生き延びるために。
落葉.JPG