月別アーカイブ: 2016年12月

鳥インフルエンザ・ウイルス

人間が家畜として飼育し、経済的価値をもたらす動物には
高い確率で彼らにも人間にも致命的な病気が発生する。

人為的な環境がウイルスの遺伝子の変化を加速させ、
高病原性を獲得するシステムがある。

基本的にインフルエンザ・ウイルスは、
構造の経済的価値をもたらす正20面体の5回対称性を維持している。

人為的な環境は、明らかに生物宇宙と相互作用している。
それらは、宇宙エコロジーの一部である。

大多数の人間が、自らの生命維持のためにタンパク質を動物から得るのは、
それほど科学的ではない。

%e9%b3%a5%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%83%95%e3%83%ab%e3%82%a8%e3%83%b3%e3%82%b6%e3%82%a6%e3%82%a4%e3%83%ab%e3%82%b9

機能を伴う物質化(doing more with less)

着想からはじめる人は、
ブレーンストーミング(Brainstorming)が好きだ。
それは、半世紀前に開発された集団思考性に依存した幻想だ。

イノベーションは、
概念発明家の仕事ではない。
イノベーションが引き出す全要素生産性は、編集技術に属する。
全要素は予め与えられているからだ。

科学は<着想>から始まるのでなく、<発見>から始まる。
その<発見>は、<概念の発見>とは同時ではない。

さらに、機能を伴う物質化(doing more with less)を伴う産業化は、
最後にやって来る。

1927年

バックミンスター・フラーが球状テンセグリティを発見した時、
構造的方法(シンタックス)と意味的な分析(セマンティクス)との分裂と
その長い分離の歴史から、自然に潜む純粋な構造の概念を
科学的・数学的に定義した。

<連続した一つの海に浮かぶ島々としての大地>を想起させる<流体地理学>による
包括的な認識方法の起源は、1927年に創始されたシナジェティクスにある。

テンセグリティは、構成要素としての<棒と紐>から始まらない。
水が、酸素と水素との構成要素的な結合から
300種以上水の化学的機能が予測できないように。

宇宙エコロジー

個人は、生活費を稼ぎ出さなければ、ホームレス化するように教育され、
国家は、新しい資源とエネルギーを見出さなければ、
消滅する恐怖感から、戦争するように運命づけられている。

エネルギー・食料・シェルターのすべては
個人で獲得可能なノウハウの段階にある。

国家が破綻する前に、われわれは自律的に実践すべき段階にいる。

エネルギー・食料・シェルターの包括的実践ノウハウは
選択可能な宇宙エコロジーの一形態である。

破綻させる方法

軍隊を持たない資本主義は存在しない。

しかし、学校では、
より高給な職業は教えるが
合法的に金を稼ぐ方法も武器の製造方法も教えない。

学校は、金を借りて、家や間接的に武器を買う人々を教育する。
破綻させる方法が一番儲かるから。

監視体制

国家が破綻する前にこそ、監視グループによる厳戒な監視体制が敷かれる。
日々の生活において、ますます監視と無縁である保証はない。

その監視体制でさえ、破綻後には解体されるだろう。
すでに大多数が監視なき概念の牢獄に繋がれた後だからだ。

われわれが、拠り所にしている絆によって。

最初の倫理的構造

テンセグリティ構造が、自由を実践するために
人類が発見した<最初の構造>でないとしたら、
ただのオブジェにすぎない。

自己規律なき、その自律的<構造>が複製されたとしたら
高価な既製品にすぎない。

人間が住めないテンセグリティ構造は
すべて倫理的ではない。

法律家資本主義(Legally Piggily)

原子力の所有権は、政府による巧みな法律操作により、超国家的私企業に譲渡されてしまった。
彼らの基本的戦略は、「人類には、企業の原子力エネルギー開発計画に代わる現実的な選択肢は存在しない」
という確信に基づく。(『クリティカル・パス』RBF 1981)

もっとも非科学的で傲慢な強欲的態度は、
自由企業カルテルとその法律家資本主義(Legally Piggily)に始まる。
原子力の所有権は、<鉄腕アトム>の公報開始時期には、まだ一般市民にあった。
現在の日本列島全域は<原子力カーテン>で閉じられつつある。