月別アーカイブ: 2019年7月

大気重力波

20世紀までの草の根運動は、一般大衆が
政党・結社などの指導者層に対する運動だった。
草と草の根は直接的に地域的に繋がっていた。
21世紀の草の根運動は、
互いに遠隔にいる分断された個人が形成する
浮遊するクラウド運動までに変貌する。
指導者がいないクラウドは決してパッケージされない。

クラウドはつねに大気重力波によって気象を変化させている。

身体は外部の裏返し

太陽系の元素存在度の発見は、驚くことに、
地上から収集可能な太陽大気のスペクトル分光分析データと
隕石の化学分析データの推論から導かれたのである。
それらはバイオスフィアの外部(大気圏外)からよりも
内部から観察可能であった。
われわれの内部の組成もまた
宇宙という「外部の裏返し」であるという
もう一つの事実はもっとも遅れて認識された。

太陽系の質量の99.9%は太陽が占める

バイソンの腐らない頭蓋

バイソンの腐らない頭蓋だけを
すり潰して畑の肥料にしたのは
森を伐採して雨が少なくても耕作できる小麦畑への
唯一の持続的再生利用だった。
土地資本主義に制御された議会の機能とは、
まさに「犬の散歩を犬のしっぽに任せた」結果である。

北米バイソンの棲息分布;
東部ニューヨークから西のオレゴン,北部カナダから南部メキシコの全
平野部を覆い尽くしていた。

剥ぎ取られた裏庭

バイソンは草食動物である。
衛星から見れば
北アメリカ大陸のカナダの国境線以南の森林=裏庭は
すっかり剥ぎ取られている。
ネイティブ・アメリカン部族から大地を奪うために、
彼らの主要な食料だった数千万頭のバイソンと裏庭を
計画的に絶滅させる方策を採用したのは
アメリカ議会である。

元型バイソン

梅雨の焚火

雨が降っていても
森の豊富な倒木で大きな焚火を始めよう。
熾火と灰があれば夜明けまで燃えるから
金星を追っていく前に、
群れから遊離できるシェルターから
遠いコロニーを思い出す。
酒を飲み交わす以上に酒が創れるように
水とエネルギーと食料を消費する以上
生産するコロニーを。

雨天の焚火は爽快だ。水分は瞬時に蒸発する。

牢獄の鏡像

現代では、旅行以外「何もすることがない状態」は
裕福な目標になっている。
それはただ生きているだけの生活が繰り返される
牢獄の鏡像である。

蕎麦の実の胚芽の分布に見られる
胚芽1と胚芽2とは、
陰陽のように反対称性になっている。
生命は鏡像よりも反対称性を物質化する。

玄そばの内部構造は、果皮・種皮・甘皮部・胚乳部・S字状の子葉部(胚芽)から構成される。

シナジェティクストポロジー

科学にとって
神秘は神秘学の対象ではなく
経験に基づいた最初の動機である。
しかし、その動機の有無は
科学論文のテーマからは除外される。

シナジェティクストポロジー
5重の正4面体は、正12面体に変換できる。1989
シナジェティクス研究所 梶川 泰司

完熟梅・発酵梅酒ジュース

梅雨の時季に梅は黄色くなってくる。
完熟した梅は自然落下するが
腐敗しにくいのは酵母菌のお陰だ。
ボウルに入れて流水で洗った後、
爪楊枝でヘタを取るのは雑菌の排除だ。
氷砂糖と共にガラス容器に密閉しておけば、
簡単に発酵した梅ジュースができる。
葡萄酒と同じ製造原理だ。

完熟梅は自然落下するが、
酵母菌で球状に包囲されているので腐敗しにくい。

発見者 vs 指導者

専門分化を支える概念には
最高指導者を置くことが含まれている。
科学の各専門分野の指導者は
必ずしも原理の発見者ではないが、
シナジェティクスは
自然の原理の発見者以外に
指導者を必要としない。
シナジェティクスは
もっとも包括的な思考から生まれる。

SYNERGETICS RBF
One Energy Event: Action, Reaction, and Resultant: