テンセグリティ」カテゴリーアーカイブ

テンセグリティは反建築的な非結晶構造である

膨大な利益確保のためのエネルギー資源の輸送を
閉じた「パイプシステム」や、
局所的な地域ごとの電力ネットワークで独占する国家によって認可される
住宅・都市建築と全面的に対立したバックミンスター・フラーは、
建築家として振る舞うことはなかった。
実際、彼は建築家のライセンスを持たなかった。

1927年、フラーの創始したデザインサイエンスは、反建築的である。
フラーはシナジェティクスによって
時間を排除した幾何学主義を批判すると共に、
反建築的な非結晶構造であるテンセグリティ構造を発見した。
共鳴作用によって、均質で等方性でありながら
構造の飛躍的な剛性と強度の増加をもたらす。

ニードルボート(高速カタマラン) バックミンスター・フラー
アメンボウのように風で水面を滑走する。船内を持たないヨットである。

不足しているテクノロジーの開発方法

パンデミックの発生によって、
生存に不可欠なエネルギー、食料、住居だけでは不十分になった。
ワクチン開発に必須な実験用コロナウイルスは
身近な感染者からではなく
世界的な各微生物研究所から販売されている。
不足しているテクノロジーの開発方法さえも自然から提供される。
人間はウイルスの遺伝子を解析できても
まだウイルス自体を複製できない。
ましてその起源と目的を理解することは出来ない。

コロナウイルスのスパイクを構成する
タンパク質はテトラ状の螺旋構造

超えることができない境界線

現在のコロナウイルスには複数種が存在することが分かった。
ワクチンが作られる前に、彼らは種族維持目的を持続し拡張する。
人間が自由に行動することの限界よりも、
超えることができない「自然の境界線」が自由を制限している。
その境界線を知ることから、
ウイルスのように
自由への行動を拡張する方法が獲得できる。

人類は火星にコロニーを無数に形成できても、
微生物とは異なり
人類には、人種は1種類だけである。
ハワイでの火星移住模擬実験

宇宙エコロジーを支える微生物

宇宙パイロットを英雄化する習慣のある
双方のイデオロギー指導者たちを警戒すべきだったと
人々が回顧する前に、
太陽系で生存するための包括的テクノロジーはすでに備わっていた。
大気圏内の宇宙開発を成功させるのは
宇宙エコロジーを支える微生物である。
宇宙に外部と内部は存在しない。

自然のシェルターは、微生物のように、
互いにモジュール交換ができる。
コロナウイルスも、互いにモジュールを交換している。
人類の体内で自在に。

ウイルスは「未知」を含む「自然」の定義を拡張する

コミュニケーションにおける「未知」とは
「記号−意味」化された情報の不在だけを扱うが、
意味を考慮に入れない符号さえも存在しない領域は
「無」として扱われてきた。
「未知」とはこの「無」を含む。
シナジェティクスによる「自然」の定義は
この「未知」と「宇宙」をも含む。

ウイルスは「未知」を含む「自然」の定義を拡張するが、
政治経済システムは「未知」を排除して成立する。

テンセグリティシステムを採用するウイルスは、遺伝子の解析を除けば、
生物構造学では未知の存在である。そのトゲの機能さえ未知である。

浮遊するクラウド・テンセグリティに学ぶ

ウイルスのエンベロープはすべての不連続なトゲを統合する
膜状の張力ネットワークとなる。
彼らは浮遊するテンセグリティで生存する。
人類のデジタルデータはすでにすべてクラウド化して
権力構造に共有されてきたが、
地上を移動する居住用のクラウド・テンセグリティは
個人のみが自在に制作可能だ。

「クラウドナイン」浮かぶテンセグリティ都市 
バックミンスター・フラー 1970

浮遊するクラウド・テンセグリティ

ウイルスのエンベロープはすべての不連続なトゲを統合する
膜状の張力ネットワークとなる。
彼らは浮遊するテンセグリティで生存する。
人類のデジタルデータはすでにすべてクラウド化して
権力構造に共有されてきたが、
地上を移動する居住用のクラウド・テンセグリティは
個人のみが自在に制作可能だ。

「クラウドナイン」浮かぶテンセグリティ都市 
バックミンスター・フラー 1970

なぜウイルスは自らをテンセグリティ化したのか

システムの代替手段を確保して得られる安全性が
冗長性=リダンダンシーである。
テンセグリティはリダンダンシーを排除するシステムがある。
飛行機<自動車<建物の順に 重複的・付加的リダンダンシーが増大する。

張力機能が表面にあるテンセグリティには
リダンダンシーを完全に排除するシステムがある。

例えば、ウイルスや放散虫のトゲは、
表面張力を飛躍的に増大させるテンセグリティ化によって
自らの強度を失うことなく超軽量化をデザインするために存在する。

顕微鏡撮影によって皮膜が破壊され、さらに
ウイルスや放散虫のトゲと内部構造の一部が破壊される。
張力膜なき構造から全体の機能は観察できない。
テンセグリティ全体の働きは
どの部分からも推測不可能だが、
あるいは、張力を完全に排除された
テンセグリティから全体の働きは見えない。

ウイルスや放散虫の研究のほとんどは、
皮膜が失われた構造の形態に注がれてきた。

ウイルスは浮遊するテンセグリティ構造

‪エンベロープという膜状の構造はウイルス粒子の最も外側に形成され、
ウイルスの基本構造となるウイルスゲノムおよびカプシドという
タンパク質の殻・層を覆っている。
トゲが膜状のエンベロープと共に、
不連続に統合されたテンセグリティ構造を形成する時、
テンセグリティは内部のジオデシック殻構造をより強化している。‬
しかし、膜状の張力ネットワークは乾燥した空気中では脆弱である。

浮遊するテンセグリティ構造
エンベロープはすべての不連続なトゲを統合する
膜状の張力ネットワークとなる。

ウイルスは浮遊するテンセグリティ構造

‪エンベロープという膜状の構造はウイルス粒子の最も外側に形成され、
ウイルスの基本構造となるウイルスゲノムおよびカプシドという
タンパク質の殻・層を覆っている。
トゲは膜状のエンベロープによって
不連続に統合されたテンセグリティ構造を形成する時、
テンセグリティは内部のジオデシック殻構造をより強化している。‬
しかし、膜状の張力ネットワークは乾燥した空気中では脆弱である。

浮遊するテンセグリティ構造
エンベロープはすべての不連続なトゲを統合する
膜状の張力ネットワークとなる。