あらゆる道具は目的に対して最適化された結果である。
たとえ顧客が自分以外に存在しなくても、
またそれ故に最初の道具は常に一個しかカスタマイズされなかった。
人間は道具に関して発明というカスタマイズ以外何もできない。
しかし、自然との関係を新しくカスタマイズできるのは、
発明が関わるメタフィジカルな行為である。 Y.K
あらゆる道具は目的に対して最適化された結果である。
たとえ顧客が自分以外に存在しなくても、
またそれ故に最初の道具は常に一個しかカスタマイズされなかった。
人間は道具に関して発明というカスタマイズ以外何もできない。
しかし、自然との関係を新しくカスタマイズできるのは、
発明が関わるメタフィジカルな行為である。 Y.K
デザインサイエンスにとってdo more with less とは、
問題解決のための効果的な方法を常にカスタマイズする最短経路である。
do everything with nothingとは、
自然が例外なく自らを常に原理化している最短経路(Critical Path)である。
アジアでは、無用の用、虚無自然という概念として受容されたきた。
カスタマイズにも原理化にも関わるこの最短経路は、
フィードバック(試行錯誤)なくして獲得できない。
最短経路はけっして直線ではない。 Y.K
日本には土地本来の森は 0.06% しか残っていないらしい。
それは山に住めば、分かってくる。
中国山脈でいまでも至る所にあるたたら遺跡とは、
雑木林を20年周期での伐採技術を維持し、
森林破壊活動を鉄の資本力で維持したことを物語っている。
本来の植生はシラカシなどの常緑樹、海抜800m以上の冷温帯の山間部はブナで、
中間温帯はコナラ・クリ、あるいはアカシデ・イヌシデ(等による暖温帯性落葉広葉樹林)
が広く成立、海岸部は照葉樹林である。
代表的な樹種であるイヌブナはかつての中国山脈のように、中間温帯に分布する。
「田舎の里山の伝統的生活にこそが環境を守る」という自然保護のために、
ボランティアを動員して里山の伐採とか下草刈りをしているが、
たたらの破壊活動のなごりでしかない。
何もしなければ200年間で極相林で平衡状態になるという高校で習う生物学とも矛盾することを思い出すだろう。 Y.K
世界的に内陸部での居住技術が不足している。
特に通信だけではない総合的なモバイル技術は、
21世紀の新たな課題と思われがちであるが、
30年前の宇宙船のデザインですべて達成されている。 Y.K
稲はイネ科の一年草なのに、そのサイクルは稲刈りまで以外誰も知らない。
稲は、一万年間にわたって、人間に与えてばかりだ。
このことが遺伝子に影響しないわけがない。 Y.K
グラフィックデザインであれ、プロダクトデザインであれ、
デザインを生業にしている人が、
実際にデザインサイエンスを作り出している人々に
少しでも有用なデザインを提供することはほとんどないだろう。
デザイン作業で使用される言語が違いすぎるのがその原因だ。
金儲けの手段か常識的な欲望を再現する記号のプログラムを
無意識に組む過程は、機械語に近い。
イデオロギーが違えば簡単に理解できるような形式にはなっていないことにデザイナーは無関心である。
デザインサイエンスのコンパイラは、常に宇宙の原理だ。
しかし、これが理解されるまでそう長くはかからないだろう。
少なくとも1927年から80年間は経過しているのだから。 Y.K
註:コンパイラ
人間がプログラミング言語で記述したソフトウェアの設計図を、
コンピュータが実行できる形式に変換するソフトウェア
フラーレンは実験室で合成される以前から隕石中に含まれていたし、
宇宙空間を彷徨っていた。
さらに、極小の復層ナノチューブの引張強度は、炭素繊維よりも優れている。
炭素原子は4面体構造である。
発見されたナノ現実は、単純な相互作用が結合することで
驚くべき壮大な現象へと構成された結果である。
この宇宙的シナジーの現実は依然教育プログラムと対立したまま、
科学者の探求心をも混乱させている。 Y.K
朝市便 http://asaichibin.com/ は、
日本で最初の生産者のためのユーザビリティを解決した
カメラ付き携帯によるショッピングモールだ。
1万人のユーザに対応可能だ。
このプライムデザインはハッカーによって僅か3日間でモデリングされた。
ユーザビリティのデザインとはフルオートマチック車のデザイニングに近い。
イントラの行政担当者がその管理規約作成に要した時間よりもはるかに短い。
携帯はインターネットそのものだ。
地域イントラがいなくても誰も困らない。
元々誰も使えないようにしてあるのだから。
誰もいない遊園地のように。 Y.K
参照 4月25日中国新聞 朝刊経済欄
http://asaichibin.com/info/archives/2006/04/images/1145926200.jpg
法則は無限であるが、公理は少ない方がよい。
数学者とハッカーの共通点である。 Y.K
イントラネットの存在理由は
高価なオリジナルな専用回線で管理者から保護されてきた。
この管理者とは、技術知識が不十分な大企業または
行政の担当者が得意先(クライアント)になる場合である。
(なぜイントラネットが高価なのかは、大企業が高価なシステムを売りつけるのが原因である。
高価に見せかけるためには高価な営業費がかかる。)
しかし、コンピュータネットワークにおいて、クライアントとは
サーバからサービスを受ける側のことである。つまりユーザまたは住民である。
いまや、最良のイントラネットはインターネットである。
現在のイントラネットのシステムの運営管理をアウトソースすれば、
その管理費で5万人程度の都市の ITは何でも出来る。
しかもそのほとんどは既製品で賄える。
つまり、イントラネットは、衛星インターネットが来る前から、
技術的に存在理由がほとんどなくなっている。
それを証明するための仕事は、不要だ。
最初の数人のユーザが真っ先に利用するだけで十分に証明される。 Y.K