毎月の倒産件数は世界的に増加しているが、銀行は倒産していない。
銀行は元金の返済ではなく、たとえ借り主が倒産しても
より増える債務に賛成なだけ。
ついでに車のデザインも、
プライムデザイナーである銀行の重役にまかせよう。
否、いまその結果を見ている。
自分たちのためだけにデザインした車を。
彼らは戦車のデザインが一番得意なんだから仕方ないが、
ロッカーたちのハマーに憧れる感性が戦場のipodにダウンロードされる限り、
システムはまだ安泰だろう。
「ベクトル」カテゴリーアーカイブ
委託システム
安全保障に核を使ってきたが、
イデオロギーに安全の概念はない。
相手をせん滅するのが目的であるかぎり、
議会は軍事の専門家に、
より優位な核武装の方法を委託する。
こうして、たいていの無知は克服できる。
思考
もっと健康になりたい時は、
誰でも、少し食べ、少し飲み、早く寝るだろう。
もっと思考したい時は、
食べて飲んで寝るといった
生活するための専門分化を止めることだ。
3食の8時間睡眠といった
工場労働の生産効率のための習慣から
自由になることが思考の条件だ。
これは、もっとも健康な方法だ。
破綻原理
利益の追求とは、無意味な言葉である。
利益を蓄積すれば、誰かの債務が増大しているだけだから。
債務の増大を喜ぶのは銀行である。
債務にかかる利子の増大こそ、人々の労働のみで蓄積できるから。
そして、発明による付加価値の増大は、
不換紙幣の増大に利用されている。
このシステムを維持するには、
ほとんどの人々がローンを負わされているか、
貯金という他人の債務を必要とする。
いまや人々は、生きるためにその両方を求めている。
太陽系惑星で光合成システム以外による富の蓄積は、
破綻によって、より独占されている。
破綻は、紙幣を発行する最大の機会だ。
目的論
あらゆるカタログで販売されている部品が、
それらが作られた最初の目的から逸脱して、
新たな機能へと再統合される確率は、
加速度的に増加している。
ホームセンターでうろうろしている時間は増えている。
その結果、商品知識ではなく、
商品目的の転用または破壊の知識があるかもしれない。
作家たちが図書館か本屋に通うように、
デザインサイエンス講座の実践場所は、
ホームセンターでも構わない。
そこは、ひらめきの宝庫だ。
新たな機能の化学反応に遭遇することができる。
参照
デザインサイエンスにとって、「既製品を使う」とは何か。
http://synergetics.jp/tensegrityblog/
長寿社会
不換紙幣と引き換えにモノが購入できるシステムが、
自由と引き換えに金利の奴隷にさせる。
平均寿命が30歳程度の時代に考えられたシステムが
もっとも長寿命である。
コピペ文化
もし、宝くじに当たったらどうするかを心配する。
そして、いままでできなかったことを思い描く。
しかし、たいていのことは、宝くじがなくとも実現できる。
羨ましがられる人たちのほとんどは、宝くじに当たったわけではないからだ。
そして、宝くじの賞金では不可能な水準の生活をしている。
なぜなら、お金がない人はつねに金持ちの真似をしたがるから、
金持ちはより金持ちになるのである。
なんという歴史的な無駄遣いだろう。
発明
すべての発明は、
従来の技術を改善もしくは陳腐化する独創性がある。
この独創性には度合いがある。
しかし、もっとも高度な発明には、
つねに新しい原理の発見がある。
つまり、発明に独創性はいらないのである。
あるいは、独創性という人間のうぬぼれた概念が、
自然の発見を閉ざしている可能性がある。
参照
ロイヤルティ
銀河食
月食、日食は、短命な地球人にとって稀少なイベントだ。
太陽系は、円盤状の銀河系のはずれにあり、
銀河系だけでも、数百億の恒星が回転している。
銀河がすっぽり他の銀河の存在で見えなくなる銀河食
は頻繁に発生している。
観察者が場所を変えることで銀河食の頻度も変わる。
情報戦争
新型インフルエンザは、
検疫による封じ込め、ワクチン、タミフルでは退治できない。
いまのところ、新型インフルエンザ以上の
情報の専門家はいない。