経済的な自由のために
いたる所で見えない鎖と金利に繋がれていることを
人々が学ぼうとしない空気を作り出している。
戦争機械を動かすには
絶えずこの空気が必要なのだ。
「グランチ」カテゴリーアーカイブ
宇宙はテクノロジーである
原爆の日にヒロシマにいる。
「バックミンスター・フラーの1927年の認識(メタフィジクス)は
エコロジーを有限なバイオスフィアにだけ求めるテクノロジーと対立してきた。
産業社会が生き残りをかけたテクノロジーは
92種類の再生的な化学元素を発明したわけでも
あらゆる生命を維持するこの惑星を発明したわけでもない。
人間がどんな生命にも容認される方法で
基本的な環境の変化に適切に意識的に関与できるテクノロジーは
つねに発見されてきた。」
このテキストは『宇宙エコロジー』が出版された2004年に、
私が本の帯に書いたものである。
惑星地球用の局所的エコロジーは、二酸化炭素を増加させない
原子力エネルギーを容認してきたばかりか
軍拡を制御することはできなかったのである。
続)安全側
安全装置(fail safe)とは
緊急時や非常時に
<安全側>に作動するシステムである。
日本製の安全装置は
非常時により権力構造が強化するように
仕込まれていたので
<安全側>にはけっして作動しなかった。
権力構造は
つねにより大きな失敗(fail)によって
維持される反自然そのものである。
安全側
われわれは普段使わない数々の能力を備えている。
誰かがもし視力を奪われて生まれても
自然は彼らがうまく暮らせる方法を編み出す。
自然は安全装置(fail safe)を授けている。
自然はけっして失敗しないシステムを発明している。
続)具体性について
具体性に置き換えるプロセスは
特許権の取得方法に関わっている。
原理の発見者でなくとも
特許権はその応用技術という
無数の具体性によって取得できる。
原理の発見者の優先権を
法律的に無化するための
グランチ(=法律家資本主義)の最大の戦略である。
表看板
日本の博士号を授与する審査機構は
現代人の生活に必要な基本的なテクノロジーの開発に
どれほど貢献しているのだろうか。
初期の船や航空機と自動車
そしてパソコンは
すべて大学の外で開発されている。
ライト兄弟は
自転車屋を経営しながら機体の開発を続け
エンジン付きの有人飛行に世界で初めて成功している。
そのパイオニアたちが
博士号の取得に専念した歴史は存在しない。
大学の博士号の審査機構がこの真実の歴史を隠蔽するために
科学者の生活を破壊しない配慮を持ち出しているならば
科学や学問の自由を追求する場などは表看板にすぎない。
彼らの行為はまったく黄昏れている。
具体性について
具体性に置き換える認識上の誤謬は
グランチが意図的に引き起こしている。
武器製造のテクノロジーの歴史では
圧倒的に理系学生の青田買いは
教育的効果の一つとして公認されてきた。
具体性に置き換える認識とその教育は
個々人に小さな権力構造と専門分化の加速とを
手っ取り早く再現する習慣に過ぎない。
具体性に置き換えるプロセスでは
メタフィジックスへの認識が
ほとんど生成されないばかりか
観察行為が不在になるように
試験を前提にした学習などによって
情報が予めパッケージされるのである。
そして、未知なる存在への探査方法の情報は
このパッケージには含まれていない。
未知なる存在への探査こそ
具体性に置き換える認識方法を
破壊するシナジェティクスの起源である。
シナジェティクスは存在のすべてを扱うのである。
個人的
産業革命以後、人々の瞑想は
個人的な未来の夢やビジョンに置き換わった。
学校や会社で
その幻想を追跡する自由と習慣を
日々刷り込まれた結果、
主観的で個人的な目的を最優先する人生を夢見ている。
主観的で個人的な目的を
超越した存在を除外したまま。
続2)構造とパターン
建築コード(building code)は
権力構造(power structure)に属する。
権力構造のコードはまだ公開されていない。
権力構造が自らの破壊実験を禁止しているから。
続)構造とパターン
テンセグリティには
まだ建築コード(building code)は存在しない。
基礎の不要な自律的な構造とパターンに
建築コード(building code)は不要だ。
建築コード(building code)は
大地に依存した固体的世界観から形成されている。